大宮から船橋へ東武野田線を乗り鉄する

 東武野田線は、里歩きなどで乗ったことがあるが、大宮駅から船橋駅までは乗ったことがない。当初柏駅までと思っていたが、その先の船橋駅まで東武野田線と知り、この際乗ることにした。35駅、62.7㎞で、東武アーバンパークラインとも呼ばれる。本日、友人の墓参があり、東武野田線川間駅に仲間が集合し、その前後の乗り鉄である。

 大宮駅から東武野田線 私はバスでJR埼京線浮間舟渡駅へ出て、大宮駅から東武野田線に乗った。久しぶりの乗車で、車窓の景色も馴染みがない。
 七里駅、岩槻駅、そして春日部駅。岩槻は城跡が遺る歴史の街で二度訪ねているが、10年も前だろう。春日部駅は東武伊勢崎線と交差し大きな駅である。奥の細道第一夜宿泊の地だが足跡はなかった。川を渡って川間駅で下車。川は江戸川であった。
 友人の墓参は、50年来の仲間10人集まり、昨夏旅立ったAさんを偲び、早めの旅立ちを悔みながら手を合わせた。奥様の案内で、昼食して追悼し、また仲間達の健在をも確かめあった。

 柏駅で乗換え 清水公園駅(写真上)から東武野田線に再乗車。野田市内を走り、右手は大手醤油会社の工場群。一緒のHさん夫妻に紹介した。運河駅を通過し、江戸時代利根川と江戸川を繋いだ運河が今も遺る。柏駅で茨城へ帰るHさん夫妻に挨拶して別れる。
 船橋駅、本八幡駅 私は、船橋行急行に乗る。途中まで一度位は乗ったと思うがほぼ初乗車。通過する駅名も未知のものばかり。周囲は住宅街が多く、ベットタウンだろうか。急行は速く20分程度で、船橋駅に着いた。ここからは京成船橋駅(写真中)へ歩いて、都営本八幡駅へと先ほど車内で思い付いた。船橋での乗換えは駅が離れ、JR総武線船橋駅もあり少し戸惑ったが、その後はスムーズに済み、三田線神保町駅へ向かった。

 我が仲間とAさん 本日の墓参は、かぼちゃ会で行った。メンバーは8家族16人であったが、2人早世してしまった。先ほど通過した北大宮駅傍に勤務先の独身寮があり、その時一緒に暮らした仲間である。皆地方出で、夜学に通っていた。麻雀もやり情報交換して親交が深まった。結婚後家族で年一回温泉旅行を恒例とした。子供達が独り立ちしてからは、夫婦連れの集まりとなったが、ここ2年間はない。
 Aさんは勉強家で麻雀をやりながらも、都の上級試験を通り幹部になられた。私は、一緒に尾瀬を歩き、槍から穂高を縦走し(写真下)、その後はゴルフも楽しんだ。数年前病魔に襲われてしまった。残念至極である。墓参が叶い、安らかな眠りを祈るばかりである。(2022/8/11 K.K. 1465/1500)

◇日時 2022/07/25 ◇天候 晴れ ◇交通費 1,310円 ◇資料 JTB時刻表拡大図(東京付近)◇歩行距離等 7,000歩 5㎞ 「通過時間等」自宅9:00-JR浮間舟渡駅9:40-東武野田線大宮駅10:15-同川前駅11:00・・・東武野田線清水公園駅13:06-同柏駅13:42-京成船橋駅14:13-都営新宿線本八幡駅14:33-三田線神保町駅15:08-自宅15:50