多摩秋津から八国山、東村山へ歩く

 都下多摩の秋津から八国山、東村山へコースを探した。東村山駅前に、志村けんの像が出来たと報道され、見てみたい。我が家の子供達が小学生の頃、“八時だよ!全員集合”を楽しんだ。公開放送に子供と出掛けて直に観たこともあった。武蔵野線新秋津駅から八国山へ歩いて、西武線新宿線東村山駅へ向かいたい。

 武蔵野線新秋津駅から 最近武蔵野線を利用し便利と知った。今回も、同線新秋津駅スタートとし、東武成増駅へ出て北朝霞駅で武蔵野線に乗車して、1時間強で新秋津駅であった。初めてに近い駅で、方向を知るのに時間を喰った。ようやく八国山の方向を見定めて、歩き出す。近くの秋津神社に挨拶し、裏手の柳瀬川遡上を開始。予定のルートだが、住宅が連なり、川が見えない。当地も東村山市と知る。清瀬市かなと思っていた。
 遠い八国山 八国山は近くで見えると思っていたが、大分距離がある。南へと歩いたつもりで、秋津橋へ至った。ここからは古い集落のようで、柳瀬橋手前で所沢街道を渡り浅田飴の工場を見て、右折。右手に寺院があり梅岩寺で、欅の古大木がある古刹(写真上)。ここで前方に八国山を確かめた。熊野神社へ寄り、大回りして西武新宿線踏切を越す。東村山の諏訪町で、ここまで来れば少し土地勘がある。徳蔵寺前から幼稚園傍を通過すると八国山下。40分の予定が倍の時間を要し、地図の読みが甘いのがまた露呈してしまった。

 八国山将軍塚で休憩 八国山は三度目程と思う。坂を上がり尾根道へ出て、将軍塚で休憩。鎌倉末期新田義貞が鎌倉攻めをし分倍河原での戦勝の際、ここに白旗を立てたという。ザックに前回谷川ロープウエイ駅で求めたせんべいが残っていて、ラッキーと口にした。八国山はその昔、駿河や甲斐など八国が眺められた山からの命名だが、現在は、深い樹林に里山は覆われ展望はない(写真中)。東村山駅へと山を下り、住宅街を行く。

 志村像に対面 20分程で、東村山駅西口広場に着き見渡したが像はない。東口へ出ると大きな立派な像が建っていた。なんと羽織袴着用(写真下)。バカ殿だと隣の人は呟いたが、そうは見えない。タレントの儘の像を想定していた。
 私は、髭ダンスが印象に残る。加藤茶と掛け合いで、髭を付けサーベルを持つ志村が、加藤が放る果物等をサーベルに刺して受ける遊びだが、音楽に合わせ、成功した時はどうや、どうやと露骨な態度で踊りまくり、しょげて落ち込んだ失敗の踊りとは、その落差が甚だしくて面白く、楽しんだ。カメラに収め、駅中へ入ろうとしたら、停車中のバスが新秋津駅行きと知り乗車し、往路を戻り帰宅した。(2021/10/19 K.K. 1415/1500)

◇日時 2021/09/27 ◇天候 晴れ ◇交通費 860円 ◇資料 昭文社「東京都市図127清瀬」2004.4版 ◇歩行距離等 16,000歩 12㎞ 
「通過時間等」自宅8:35-東武成増駅9:10-武蔵野線北朝霞駅9:27-同新秋津駅9:45=秋津神社9:50=秋津橋10:20=梅岩寺10:45=西武新宿線踏切10:55=八国山下11:05=将軍塚11:15=東村山駅12:10-武蔵野線新秋津駅12:54-東武朝霞台駅13:18-同成増駅13:25-自宅13:45