紫陽花の咲く時期になり、都内大田区の多摩川台公園を思い出し、ガイド誌を引っ張り出した。東横線多摩川駅スタートで、神奈川県境に近く、久しぶりに平塚に住む弟を誘った。梅雨の時期で天気予報にも注意し、日時を決め弟へメール。私は、三田線に武蔵小杉行き急行があり、約1時間と分かった。多摩川台公園は再訪である。
紫陽花咲く公園 多摩川駅に着くと、弟が待っていた。公園は直ぐ駅前で、駅を出たら紫陽花が目に入って来た。紫陽花を眺めながら坂をゆっくり上がる。花は満開直前のよう。弟も、カメラを構えながら付いてくる。鑑賞客もあり、殆どが高齢者夫婦。私は、紫陽花は好みの花で、特に赤紫の花が好きで(写真上)、選びながら進むが、藍色系の花が多い。
多摩川台公園には、古墳がありその展示室もあって、2人で入館。輪切り状の古墳の内部が再現されて、様々な副葬品等が展示されている。一回りし、また園内遊歩道へ戻る。最先の古墳でuターン。
園内には 鬱蒼と大木が繁り、公園故の存在古木だろう。多摩川越しに見える高層ビル群は武蔵小杉。また紫陽花を眺めなおし、公園を出て東横線高架下を過ぎると多摩川浅間神社。急な石段に躊躇ったが上がり切り、参拝。800年前創建の古社で、北條政子に纏わる史話も遺るらしい。展望台で、多摩川を眺めた(写真中)。
六郷用水を下る 東急多摩川線踏切を渡り、六郷用水へ至る。狭いが水路一杯に流れている。江戸期に開発された用水で、狛江付近の多摩川が水源という。現在は鯉達が泳ぐ水路(写真下)で、亀も見かけた。弟は外来種という。新幹線下を抜け用水沿いに下る。東光院、密蔵院、観蔵院と古刹があり、街並みも古そう。観蔵院手前の樹林に囲まれた建物は寺院かと思ったら個人の邸宅。大田区の御屋敷街のよう。コースを間違えたらしく環八通りへ出た先の神社は八幡神社ではなく、白山神社。手を合わせて境内で休憩。
ここで、東急多摩川線鵜の木駅へ向かうと決意し、弟をリードして、ほぼ直線的に駅に着き、丁度入線した電車に乗って、多摩川駅に戻った。
正午前だが、駅前中華店で昼食。弟は私の好物をお中元として渡してくれ、私は故郷からの到来品をお裾分けし、弟は下りホーム、私は上りホームで電車を待った。(2022/6/20 K.K. 1458/1500)
◇日時 2022/06/10 ◇天候 曇 ◇交通費 530円 ◇資料 新ハイキング社編「さあ、ハイキング! 多摩川台古墳と六郷用水」226頁 ◇歩行距離等 11,000歩 8㎞ 「通過時間等」自宅8:10-東急多摩川駅9:30=多摩川台公園9:35/10:00=浅間神社10:10=六郷用水10:25=東光院10:35=観蔵院10:55=白山神社11:05=東急鵜の木駅11:24-同多摩川駅(昼食)11:30/11:58-自宅13:10 |