句碑を訪ね浅草から今戸へ歩く

 最近は都内にも芭蕉句碑を探し歩いている。調べると浅草寺やその先の熱田神社にもあるという。台東区内で、我が家からはアクセスが良くなく、その内にと思っていたが、丁度上野広小路で会合があり、その後訪ねることにした。地下鉄銀座線で10分程度だろう。

 国際通りから浅草寺へ 上野広小路のビルを出て、地下鉄駅へ下りた。雷門から仲見世通りの人込みを避け、浅草駅手前の田原町駅に降りて、国際通りから浅草寺へ歩いた。歩きながら、今はない浅草国際劇場で、SKDの東京踊りのラインダンスを観たのを思い出した。中学の修学旅行時で、二階席であった。大人の先生方は楽しんだようであったが、ダンスへの思い出はない。

 広い境内に句碑を探す 右手先の境内へ入ると人出は少なくない。境内には句碑二つあり、いずれも浅草寺を入れ詠んだ句で、一つは時の鐘近くの筈と、鐘撞堂のある弁天堂へ回ると見付かった。有名な“観音の いらかみやりつ 花の雲”の句碑(写真上)で、カメラに収めた。二つ目は五重塔付近にはなく、案内所で尋ねると、奥山だろうと本堂左手の薬師堂付近を教えてくれた。石塔はあるがそれらしき碑は見当たらない。更に奥の庭園らしき地の入口にあった。宗因、芭蕉、其角の三匠句碑(写真中)で、芭蕉のは、“花の雲 鐘は上野か 浅草か”で、この句も知られ、この鐘の音は当寺時の鐘のものである。二句とも深川の芭蕉庵で詠んだという。本堂前で頭を下げ、ご挨拶をした。

 仁王門で大わらじを見た(写真下)。これは我が故郷の隣町村山市で造り奉納していることは知っていた。当初は戦前に雪害解決祈願に奉納したらしい。
 今戸熱田神社 境内を裏の言問通りへ出て、今戸の熱田神社へ向かうが、同じ台東区内だが少し距離がある。馬道通りへ左折し北上する。地図を出し、隣の吉野通りの裏の筈だが、今戸は住宅密集街で、通りから神社らしき建物は見えない。交差点角に交番があり、お巡りさんがいて裏通りと指さしてくれ、七福神巡りかと声掛けられ、句碑巡りと返した。
 熱田神社は大きめの境内と社で、本殿前で手を合わせ句碑へ。池の傍にあり、“古池や 蛙とびこむ 水の音”の筈だが読めない。藪の中でカメラ向けるのにも一苦労。これで、予定の句碑は巡りは終え、吉野通りへ戻ったが、浅草へ歩くのは少し辛く、バス停を探す。少し待って来たバスは、大江戸線蔵前駅に停車すると分かり、ラッキーと乗り込み帰途に就いた。(2022/04/09 K.K. 1440/1500)

◇日時 2022/03/21 ◇天候 曇り後晴れ ◇交通費 170円 ◇資料 昭文社「東京都市図29入谷」2004.4版 ◇歩行距離等 10,000歩 7㎞ 「通過時間等」自宅・・・銀座線上野広小路駅13:25-同田原町駅13:35=浅草寺五重塔13:45=弁天堂時の鐘13:55=奥庭三匠句碑14:00=熱田神社14:40=今戸バス停14:55-大江戸線蔵前駅15:14-三田線春日駅15:25-自宅15:55