友人と両毛線から八高線へ乗り鉄を楽しむ

 本年最後は乗り鉄にした。今年から始め、ローカル線の旅を数回経験している。今回は、両毛線を乗り切り、高崎駅で八高線へ乗り換え高麗川駅から川越駅経由で戻るコース。いつも車でお世話になっているSさんを誘ったらオーケーで、同行が決まった。埼京線武蔵浦和駅が起点、終点である。

 駅弁を求め両毛線へ 武蔵浦和駅に集合し、ホームから富士の秀峰を眺めてスタート。大宮駅で宇都宮線に乗り換えた。広い関東平野を走り、右手に筑波山が見え始めて小山駅に着く。高崎行き乗り換え時に、弁当と地酒”雄東”を求めた。乗り鉄の楽しみの一つである。両毛線ホームが離れていて(写真上)、一度利用したことを思い出した。佐野厄除け大師参拝の時(17.1.27)だったろうか。

 4両電車は北関東里山の裾を走った。私は、数回乗ったが乗り切ったことはない。Sさんは初めての乗車という。栃木駅、大平下駅、岩船駅は乗降したことがあり、いずれもハイキングである。佐野駅、足利駅を通過。駅周辺には市街地が広がる。あしかがフラワーパーク駅へは、花友を案内したが藤の花は時期が早かったという苦い思い出がある。

 12時近くなり、2人は弁当を広げ、地酒カップを出した。私は紙コップを持参。Sさん嗜む程度で、大半は遠慮なく私が戴く。足利駅からは初めての乗車区間。桐生は繊維の街、国定はあの忠治の生まれ故郷だろう。伊勢崎駅を過ぎ前橋駅、高崎駅が近いと思ったが、前橋、高崎間に三つもの駅があった。利根川鉄橋を渡る際、右手の高いビルは群馬県庁で、ニューイヤー駅伝のスタート地とSさんへ紹介。この時期2人は、母校のシード確保を願う箱根駅伝の方が気になっている。

 ホームグランド奥武蔵を走る 高崎駅に着く。両毛線は通常2時間強を要するが、私どもは1時間50分。車中Sさん、単線なのに交換待ちが少ないと呟いたが、その所為だろうか。駅通路には、高崎名産の大きな達磨が飾られ(写真中)、正月が直ぐだ。

 高麗川行き八高線は二両の列車で、ローカル線らしい。ネットで調べると、高崎、高麗川間は北線、八王子、高麗川間は南線とあり、今回は未電化の北線乗車。田園地帯を走り、群馬藤岡駅は初めてと思ったが、児玉駅で思い出した。奥武蔵官ノ倉山を越し竹沢駅で飛び乗り高崎駅へ出て猿ヶ京での忘年会へ出たことがあり(94.12.23)、北線は乗り切っていた。寄居駅からは、自称私のホームグランド奥武蔵エリアで、周囲には見覚えがある山が多い。越生駅で、”1000回記念の山はここだったね”(大高取山15.10.25)とSさんが思い出してくれた。高麗川駅で乗り換え時改札を出た。数度利用したが小さな田舎駅は改装されていた(写真下)。同駅から川越行きに、川越駅で新宿行きに乗り換え、武蔵浦和駅に到着し、軽く反省会。Sさん、乗り鉄お付き合い有り難うございました。またお願いします。
(2018/12/31 K.K. 1233/1300)

□日時 2018/12/30 □天候 晴 □交通費 青春18切符4 

「通過時間等」自宅8:15-JR板橋駅8:52-同武蔵浦和駅9:16-同大宮駅9:37-同小山駅11:02-同高崎駅12:50/13:34-同高麗川駅15:26-同川越駅15:52-同武蔵浦和駅16:21/16:55-三田線新板橋駅17:25-自宅17:55 ont-famil