有楽町へ出掛ける用事が出来た。この際散策も、脱板橋のチャンスである。三田線を神保町駅に降り、北の丸から濠沿いに桜田門まで歩き、有楽町へのコースが良い。皇居半周で、初めてではないが、濠や綠が多く、散策には適切である。千鳥が淵にも寄りたい。有楽町の店開店情報を調べ、開店中とある。
俎橋から田安門へ 三田線神保町駅に降り、北の丸へ歩いた。直ぐ俎橋で(写真上)、中学修学旅行の時ガイドさんが案内してくれ、変わった橋名が記憶に残った。右手奥がS大とも教えてくれた。我が長孫が今春同大を卒業し社会人になり、先日初給料でのお相伴に預かった。彼は小田急線の生田へ4年間通った。私は神保町で近いよと教えたと思うが誤っていた。
左手に濠を眺めながら九段坂を上がって北の丸へ至り、田安門へ入る。鍵型に進み門を見上げる(写真下)。初めてではないが見覚えがない。田安は地名からで、御三卿田安家は後に出来たと知った。本日何故かカメラを持参していない。スマホに写した。
千鳥ヶ淵を歩く ここで北の丸を出て、先に千鳥ヶ淵へ回ることにする。靖国神社手前を左折し遊歩道を行く。桜並木の下で、花見時に、花友達と夜桜見物に歩いたこともある。散策やジョギングと擦れ違う人が多い。本日マスク着用だが、外すタイミングを見計らっている。
千鳥ヶ淵へ着き、右手が戦没者霊苑だが、閉園中。花友の1人が、先日家元が献花当番に当たり花を生けたと聞き、寄ったのだが、残念。右手の小さなホテルに一週間ほど籠もって仕事をしたことがある。千鳥ヶ淵に百恵ちゃんがいたと興奮して話した朝の散歩帰りの若者もいた。あれから約40年過ぎ、賀状交換者も極僅かになってしまった。
桜田門、二重橋 半蔵門を過ぎ下り坂になる。服部家の屋敷があったからのネーミングだが、祭り用張り子の象が入らなかったからとの説もあると、案内板にあり首を捻ってしまった。右先に見えるのは最高裁。2001年のことだが担当事件の口頭弁論が開かれ傍聴し、勝訴した思い出がある。右手に霞が関官庁ビルが見えだし、左手の濠は深い。
警視庁前で左折し桜田門。眺める度、大きく高く頑丈な造りと感心しながら、スマホに写した。二重橋は本日特に美しく見える。ここも修学旅行が最初だが、母や祖父、同窓会に上京してくれた中学恩師、そして兄夫婦とも眺めた。兄達とは、新年参賀で橋を渡り皇居内へと進んだ。家内も一緒だったと思う。
散策も終わり、有楽町へ向かう。昨年3月まで勤務した事務所のあるビルが正面。そう言えば、当時は時々窓際へ出て、皇居を眺めながら仕事をしていたのだ。地下で、有楽町へ歩いた。帰りの地下鉄車内で、スマホ写真が失敗したと分かり、二番目の孫にSOSメールをした。(2020/06/01 K.K. 1327/1400)
◇日時 2020/5/10 ◇天候 晴 ◇交通費 シルバーパス利用 ◇資料 昭文社「東京都市図」2004年4月 ◇歩数等 12,000歩 9km 「通過時間等」自宅8:25-三田線神保町駅9:15=俎橋9:25=田安門9:35=千鳥ヶ淵墓苑前9:50=半蔵門口10:05=桜田門10:20=二重橋10:25=有楽町店舗10:50/11:15=三田線日比谷駅11:30-自宅12:15 |