初夏から夏へ向けた季節になり、古代蓮の花が気になり始めた。以前千葉公園で眺めたピンクの大賀蓮の花を眺めて魅せられてしまった。昨年は足立堀之内公園や行田古代蓮の里を訪ねたが花は終わっていた。それ以来一年近くなり、今年こそである。調べるとそろそろという。花友も同行してくれた。昨年よりは2週間ほど早い。
足立堀之内公園へスタート ネットで調べると最寄り駅は、舎人線江北駅と知り、待ち合せた。徒歩15分とあり、スタート。蓮の花は朝の花で、午後は萎むと知り、未だ9時30分である。荒川の堤へ向け、商店街を行く。広くはない道だが、バスが往来する。初めての地で地名と地番を確かめながら直進を続ける。荒川堤手前へ至り、丁度交番があり、公園は二つ目の信号を右折と教えてくれた。少し遠いなあとも思いながら、予定通り信号のある交差点を右折した先が堀之内公園であった。
今年はピッタリ 古代の蓮の花は咲き、大きなピンクの花々は咲き開いている。広くはない蓮池を蓮の葉が埋め尽くさんばかりだが、葉から頭一つを出した多くの花が満開か八分咲き状態。昨年とは大違いで、ジャスト見頃期。同行のAさんも、スマホを翳しながら池端を巡っている。古代蓮は初めての鑑賞と先ほど聞いた。私は、アングルを選びながら二回り。自然に咲く花達は、鑑賞者とは無関係に、太陽へ向け競っているよう。薄ピンクの花は清楚で気品がある。2人はベンチで休憩し、飲料水を補給。傍の案内によると、1997年、大賀蓮を千葉公園から分けて貰ったとある。
名残惜しいが、最後にもう一度見回して、花達に別れを告げ公園を出た。
夏祭りの氷川神社 小川沿いに戻ると、左手に氷川神社があり、祭礼中のよう。寄ろうと合図し鳥居から参道へ。茅の輪や七夕飾りがあり、夏越の大祓と知る。年始年末の茅の輪は経験があるが、夏もあるとは。本殿に参拝し、コロナ退散をお願いした。Aさんも同様か。
往路を戻り、バス停で私は王子行き、Aさんは反対方向のバスに乗ることにした。昼食時間には未だ早い。そう違わない時間にそれぞれのバスが来て、帰途に就いた。荒川を江北橋で渡り北区だが、今春歩いた地区で見覚えのある風景や地名を過ぎ王子駅前へ着く。未だ時間があり、あの時歩き残した製紙会社発祥の地碑や石神井川に架かる桜橋を確かめ、三田線西巣鴨駅へ出ようと都電荒川線に乗車した。(2021/7/17 K.K. 1401/1500)
◇日時2021.6.26 ◇天候 晴れ ◇交通費 170円 ◇資料 昭文社「東京都市図17」 ◇歩行距離等 10,000歩 7km 「通過時間等」自宅8:15-JR巣鴨駅9:00-舎人線西日暮里駅9:10-同江北駅9:30=荒川堤手前交差点9:45=堀之内公園9:55/10:15=江北氷川神社10:25=江北2丁目バス停10:40-王子駅前バス停11:00=桜橋11:10=荒川線王子駅11:15-三田線西巣鴨駅11:40-自宅12:10 |