購読誌から長津田高尾山を見付け(新ハイキング誌711号122頁)、その内にとリザーブしていた。我が家からのアクセスや距離も程よく、山頂神社への参拝も兼ねて、今回歩くことにした。ネットで路線検索すると、三田線神保町駅から半蔵門線、田園都市線が最も近く速いようだ。帰り掛けにお会いしようと沿線に住まう先輩Nさんへ連絡したが、ご多忙で時間がないようだ。
東工大キャンパスへ 最寄り駅は田園都市線すずかけ台駅であり、神保町で乗り換え、長津田駅で乗り継いたが、それでも我が家から約1時間半でスタート。当地はハイキングを含めて始めてで、周囲の景色も私の予想とは大違い。沿線には住宅街が広がりそこに高尾山がポツンとあると地図から見取っていた。処が沿線東側には里山が連なり、山裾が住宅街。駅を出て坂道を上がり田園都市線高架を渡り、国道246号は高架下を抜けた。略図コースとは違い、東工大キャンパスへと進んだ。キャンパス隣の高尾山へ抜け道があるのではと考えた。案内通りでは物足りないと思ったのかもしれない。
方向違い二度Uターン キャンパスは土手に囲まれた窪地で、奥へ進むも想定した抜け道は見当たらない。土手への獣道があったが直ぐ行き止まり。反対側に校門があると分かり大分校内を歩き、岡部門から校外へ出ると正面が里山で、高尾山かと期待し回り込んだが違っていた。バス通りを行きバス停名を確かめるが目指す名はなく、途中で反対側へ歩いていると気付きUターン。戻った二叉交差点で広い通りを取り、高速道路下を過ぎたがバス停はなく、トンネルが見え出した。スマホで検索すると、また方向を大きく違えているようだ。再び戻り、工事中の方にバス通りを確かめ、二叉交差点の狭い通りへ入る。
高尾山飯縄神社参拝 山裾のバス停が高尾下で、ようやくコースに乗る。坂道を上がり山裾を回り込み料亭前を過ぎると、”飯縄神社(高尾さま)”標柱があった。そして、畑中の進入路・参道の先に小さな社があった(写真上)。先ずは参拝し、由緒書きを読む。やはり、江戸期にあの高尾山薬王院の飯縄神社より勧請したとある。神仏混淆の時代のことのようだ。丘のトップで、社の裏には、東工大校舎が見える。西側に展望が広がり丹沢連峰で、左手の高峰は大山だろう(写真下)。デジカメを出しシャッターを切った。裾の道路へ戻り、246号を渡って、往きの東工大への通りを横断し、すずかけ台駅に着く。コンビニでサンドイッチを求め、乗車。帰途に荏田城跡も考えていたが、その気力は失せ江田駅をスルーした。長津田高尾山へは辿り着いたが、二度も方向を誤り、やはり、今回も地図読みの甘さが出てしまった。反省である。(2019/01/27 K.K. 1235/1300)
◇日時 2019/1/10 ◇天候 曇り ◇交通費 990円 ◇資料 中村均「長津田高尾山」新ハイキング711号122頁 ◇歩数等 10,000歩 7km
「通過時間等」自宅9:55-半蔵門線神保町駅10:36-田園都市線すずかけ台駅11:40=東工大岡部門12:00=長津田高尾山飯縄神社12:55=田園都市線すずかけ台駅13:26-三田線神保町駅14:34-自宅15:10