ゆりかもめ線で東京湾お台場公園へ

 ハイキング仲間と東京湾のお台場公園を歩くことにした。旧職場の同僚達で、皆後輩であるがOB、OGとなって、古希過ぎも多い。私が喜寿超えだから当然。そんな仲間用に安近短ならぬ安近楽コースとし、私が選んだ。事前にガイド資料「ぶらりぶらりお台場」(22.6.14朝日)をメールで送付した。

 レインボーブリッジを渡る 10時30分にゆりかもめ線新橋駅に集合し一行7人は出発。本日日曜日で車内は込んでいるが皆席は確保したよう。電車は竹芝から東京湾沿いに走りレインボーブリッジを渡った筈だが皆話に夢中で、海を眺めた者はいないようだ。
 お台場公園に着き、全員下車。私は、お台場公園の方向を確かめ、駅ビルを出て海側の松林の公園へ歩く。海岸へ至ると目の前に白い砂浜が続き、その先が史跡お台場。湾内は静かで波はなく、砂浜の砂は伊豆七島神津島のものとある。小さな湾を回り込み、お台場へ上がる。

 史跡お台場 お台場は、幕末、黒船来航に備え韮山代官江川太郎左衛門の献策で、1853(嘉永6)年幕府が急遽設置した洋式砲台6基中、今も遺る第三台場の砲台跡である。海上に設けられた四角形の台場で、東南側に三台の砲台があり、底部の中心には陣屋があったという。このお陰で再来のペリーは横浜上陸となったようだ。我々は解説版を読んで、お台場を時計回りに歩く。砲台跡があり(写真上)カメラに写す。北側から眺めるレインボーブリッジが美しい(写真中)。近くに第六台場跡が見えた。一旦底部に降りてまた上がりお台場を離れて、海岸ベンチで休憩。対岸先のビル群の一つはフジテレビ。

 自由の女神像 お台場ビーチ沿いに、次のポイント自由の女神像を目指す。途中に海上バスの船着き場があり、丁度大きな船が係留され、乗船中。隅田川を遡上する航路であろうか。
 直ぐ右手に自由の女神像が見え出した。階段から通路を渡って近づくと多くの人がカメラ片手にアングルを探している(写真下)。何故当地にと調べると、日本とフランスの友好関係の記念として1998年に建てられたとある。アメリカの像もフランスに由来すると知る。Oさんはアメリカ滞在中ニューヨークの像を訪ね内部も見学したと話してくれた。当地の像の大きさはアメリカの1/7という。
 昼時になり、近くのビル内のレストランで昼食を取る。私と飲兵衛組は、麦酒を飲みながら懇談。情報交換から最後は仲間達の消息になった。旧同僚の集まりの定番だろうか。また歩こうと約して、ゆりかもめ線に乗ったが、Tさんは海上バスに乗りたいと一人船着き場へ向かった。皆さんお疲れ様でした。楽しかったです。(2023/4/6 K.K.1502)

◇日時 2023/3/19 ◇天候 晴れ ◇資料 「ぶらりぶらりお台場」(22.6.14朝日) ◇交通費650円 ◇歩行距離等 13,000歩 9㎞
「通過時間等」自宅9:10-ゆりかもめ線新橋駅10:40-同お台場公園駅10:50=お台場公園海岸11:10=お台場跡11:25=自由の女神像12:00=昼食12:20/13:25=ゆりかもめ線お台場駅13:36-同新橋駅13:50-三田線内幸町駅14:26-自宅15:05