さいたま浦和に二社を巡り狛雉を見る

 最近テレビからさいたま浦和に氷川神社を知った。一つは、浦和出身の演歌歌手市川由紀乃が母校と隣の本太氷川神社を案内していた。そうしたら少し後に、南浦和に雉を狛犬の代わりとした氷川神社があると紹介された。いずれも興味を惹いて地図で調べたら、同じ市内で中央と南部でそう離れてはいない。我が家からも近く、安近楽コースとなろう。浦和郊外の見沼用水沿いにも氷川神社があり三社ほど訪ねている。

 浦和住宅街をウロウロ 私の浦和行きはJR埼京線で、バスで浮間舟渡駅へ出た。少し遠い浦和駅から歩く本太氷川神社を先にしようと武蔵浦和駅で乗り換え、南浦和駅で京浜東北線に乗った。浦和駅に下車し、本太四丁目を目指す。住宅街を順調に本太地区に入り三丁目だが、四丁目が見えない。学校らしき建物へと右折したが違い、神社もない。地元の方に尋ねたら方向も違っていた。大通りへ戻り、右折した先が本太小学校で、その隣が氷川神社であった。

 古社に参拝 社殿前へ進んで手を合わせ、孫たちの健康と成長をお願いした。氷川神社はあちこちにあるが、当社の社殿は一見して古社である(写真上)。調べると1500年前から鎮座と伝えられるが創建時不明とある。大宮の武蔵一之宮氷川神社からの分社と思っていたが違うのだろうか。本太小学校は、歌手市川の母校。市川は紅白にも出た中堅の歌手で、なんでも唄いこなし、私もユーチューブでカバー曲を聴いている。長身の美人である。住宅街の小路を浦和駅に戻った。30分の予定であったが、倍の時間を要した。

 南浦和氷川神社へ 京浜東北線を南浦和駅に降り、西口を出る。駅前商店街の裏手が大谷場氷川神社で、裏参道の坂を上がると境内であった。こちらも古社の社殿で、江戸前期の造りとある。また参拝して、表参道に狛雉を探し、カメラに収めた(写真下)。左は一羽だが、右は二羽で母子か。大きめの雉像で、珍しい。ふじみ野市水宮神社では狛蛙であった(23.4.29)。
 もう一社と浦和調神社を想定していたが市内西方でそう遠くはないだろうが、歩く元気を失い南浦和駅へ戻り、駅前の紅葉並木がある商店街を往復した。武蔵野線と交差する南浦和駅は、私には乗換駅で、下車し駅を出た記憶はなく、初めてだろう。京浜東北線で赤羽駅、板橋駅、三田線を帰途経路とした。(2023/12/15 K.K.1536)

◇日時 2023/11/22 ◇天候 晴 ◇資料 昭文社「埼玉県道路地図 浦和市」 48頁 ◇交通費 660円 ◇歩行距離等 13,000歩 9㎞ 
「通過時間等」 自宅8:30-JR埼京線浮間舟渡駅9:11-武蔵野線武蔵浦和駅9:36-京浜東北線南浦和駅9:42-同浦和駅9:50=本太氷川神社10:25=京浜東北線浦和駅10:57-同南浦和駅11:05=大谷場氷川神社11:10=京浜東北線南浦和駅11:26-埼京線赤羽駅11:56-三田線新板橋駅12:04-自宅12:25