本日はJR八王子駅で、弟と待ち合わせた。中央本線に乗り大月手前の猿橋へ弟を案内する予定。弟とは9月青梅線で奥多摩氷川渓谷を一緒に巡り、楽しんで貰ったようだ。今回も中央本線乗り鉄+猿橋とした。日帰りコースとしての遠出である。私は、猿橋は三度目だが、弟はどうだろう。
旧甲州街道 今回も弟が先着していて、中央本線快速大月行きに乗車。高尾駅を過ぎ神奈川へ入り、山梨である。今年の紅葉は遅い。車窓から山を眺め、登った山々を思い出した。山歩きの初期の頃、多摩在住のリーダーに引っ張られて歩いた。石老山、高畑山、扇山、百蔵山等である。あれから約30年過ぎている。弟とも歩いたことがあると思うが、思い出せない。電車は各駅停車を繰り返しながら大月駅手前の猿橋駅に着いた。無人駅で、駅から旧甲州街道へ出る。正面左手に岩殿山が見えた。同山も2度登り、1度は猿橋へ歩いた(96.2.3)こともあった。旧街道は狭いが交通が激しい。商店が点在する通りの側道を進む。大月から旧甲州街道を歩いたことがあり、この時も猿橋へ寄っている(12.1.15)。
大渓谷に架かる猿橋 駅から20分以上歩いて交差点を左折すると猿橋であった。橋の傍で体操をしている高齢者グループを避け、右岸の坂を下りて、真横から奇橋を見上げ、眺める。橋脚代わりに両岸から飛び出た橋を支える羽根木の層が珍しい。手繋ぐ猿に相当する。弟はカメラを出しアングルを探している。初めてではないが、今回はゆっくり見物したいという。私もカメラに収めた。渓谷への階段を降りた。深く狭い谷で、慎重に一歩一歩としんどい。柵のある展望地へ到達し、流れは緩いが深そう。橋は一番狭い地に架けられていて、僅かに見えるだけ。当地は山梨で桂川渓谷と気付いた。弟を待って、猿橋を渡った。歴史は定かではないが500年前の記録があり、あの歌川広重も“甲陽猿橋之図”として描いていると知る。
地酒を求め帰途へ 袂の店舗で昼食を取る。平日なのに混んでいた。駅へ戻る途中、地酒“甲斐開運”を求めた。復路は、私は京王線直通で神保町駅へ出ようと、弟とはJR高尾駅で別れた。お土産ありがとうございました。(2024/11/25 K.K. 1581)
◇日時 2024/10/7 ◇天候 晴 ◇交通費 2600円 ◇資料 大月市「日本三奇橋猿橋」2004.1 「通過時間等」 自宅7:55-神保町駅8:40―JR新宿駅9:04-同八王子駅10:02-同猿橋駅10:55=猿橋(昼食)11:20/12:45=JR猿橋駅13:18-京王高尾駅13:59-三田線神保町駅15:15-自宅 |