城峯山を目指す 城峯山(ジョウミネサン)に登った。この山は山歩きを始めた頃からいつかはと常に頭の中にあった山である。一般には知られた山ではないが、ハイカーには良く見聞きする山であろう。手許の資料でも、浅野外「関東百山」(実業之日本社 170 頁)、藤本・田代編「展望の山旅」(実業之日本社 32 頁)、浅野編「中高年の山ベストコース 東京周辺」(山と渓谷社 52 頁)のいずれにも展望の良い山として紹介されている。小生が歩き続けている関東ふれあいの道(埼玉県9将門伝説を探るみち)にもなっている。今年の目標の山であり、先に登った破風山(99.5.15)は城峯山へのアプローチを確かめる意味もあったのだ。
皆野駅からバス 破風山の時と同様に、秩父鉄道皆野駅から町営バスで山に入った。登山口門平(カドダイラ)にある江戸時代の高札場跡はバスの中から眺めた。埼玉県皆野町西門平から歩き初めた。約500mの登りは 2時間弱と見当を付けたがやや早いペースであろうか。緩やかな上りの道は歩きやすかった。林道を過ぎ、杉林に入り沢と分かれて再び度林道を横切り、鉄塔の下で丁度10時であった。鐘掛城跡は小ピークであり、巻道もあったがコース通りに上る。同城は当地の豪族達が甲斐武田方の侵攻に備えた砦の一つであったようであるが、往時を忍ぶものは何もなかった。城跡からふれあいの道特有の木の階段を下ると尾根道となり、足下には草花が咲き、北側には展望が開け群馬県方面の人家が眺められた。
石間峠そして山頂 林道の通る石間峠は車で乗り付けた若者達が昼食の支度をしていた。峠から山頂は僅か 15分。1時間40分で山頂(1037m)を究め11 時ジャストに城峯山一等三角点を踏んだ。休憩時間も入れてであるからまあまあであろう。早速鉄塔の展望台に上がり360度の眺望を楽しむも雲が邪魔して遠望は得られない。赤城山や榛名山は確認できたが、両神山は見えない。笠山、堂平山はいつもとは反対の方向から眺めたことになる。
平将門が隠れたという岩場を下から見上げ、城峯神社に詣でる。山上の神社としては神楽殿まである立派な社。杉並木の参道は歴史を感じさせた。
群馬県側へ下山 再度石間峠に戻り、ふれあいの道に従って群馬県側に下り、途中の埼玉県神泉村宇那室バス停で今回の山歩きを終えた。バス停には 13 時に着き、3分後に午後2便の村営バスが来てラッキーだったが、八高線丹荘駅では電車が出た直後で1時間待つ羽目に。
前日の土曜日は天気予報通り雨。本日は期待通り梅雨の合間の晴天となった。杉林の中の上りでは蒸し暑くて足がだるく感じ、大量の汗が吹き出た。日頃のアルコールが一気に抜け、体重も少しは減ったろうから、一挙両得の山歩きであった。(99/07/04 54/100)
追 記 城峯山は、埼玉も最奥の群馬県境にある山で、日本百低山登載の山である(同書148頁)。東上線、秩父鉄道そしてバスで登山口であった。下山は群馬側にし、またバス、八高線であった。バスの連絡は直ぐであったが、八高線の丹荘駅では約1時間待った。その後、近くの山に登ったのは陣見山(08.11.1)だけである。