トンネルを抜けて、新幹線は山間の地から越後平野を走っている。水田地帯が広がり、進行方向に従い田圃の作業が進んでいるのに気付いた。湯沢近辺では未だ田耕しも始まっていなかったが、長岡近くに至ると水が張ってあり、更に先の三条から弥彦付近では田植え中から既に済んだ田もあった。気候やそれに伴う水温の違いだろう。
弥彦神社に参拝 本日は、弥彦山へと遠出した。6時45分に家を出て、弥彦駅を10時30分にスタート出来た。車中から眺めた弥彦の山容は立派で、鞍部を見付け登山道を想定した。弥彦神社は山麓に鎮座し、既に大勢の参拝客で賑わっていた。安全登山などをお願いし、登山口を確かめて、山中へと入った。森の中で既に新緑が深い。茶店の前から葛籠折れの山道が始まった。登山者が多く、既に下る若者もいる。気軽に登れる人気の山でもあろう。学生グループの後に付いて進む。先程来鳥の囀りが聞こえている。1合目、2合目と上り続けて、3合目で小休止。山道は結構急な険路である。簡単なハイキング程度の山と予想していたが誤りと反省し、気を入れ直した。各合目表示石柱には1000回記念達成に登山者二人の寄贈と刻んである。
展望台で越後平野を眺める 5合目、6合目、7合目と順調に通過。途中の里見の桜の地は展望台で、眼前に越後平野が広がった。水場が7合目にあり喉を潤す。この辺りから、時間が気になり始めた。帰りの列車を決めてある。資料には上り1時間30分とあり、計算すると余裕はない。正午に8合目を過ぎて、9合目で尾根へと上がった。右手に海を望むも佐渡島の姿はない。天気は良いが遠方は霞んでいる。人出が更に多くなる。子供を抱いて上下している若夫婦もいる。隣のロープウウェイ利用者であろう。
山頂へ 意外に急坂の尾根道を進んで、ようやく頂上(634m)。登山口から1時間30分であった。小さな山頂には奥社があって、多くのハイカーというよりは家族連れが弁当を広げている。小社に登頂御礼をし、下りのご加護をお願いする。5分の休憩とし、周囲を眺め、昼食を頬張った。日本海の海岸線は確かめられるが、遠望は利かない。
越後線で新潟駅へ 13時52分発列車に乗車すべく、12時25分に下山開始。ストックを使いながら、坂を下る。上りとは違うのではと思う程にきつい傾斜の山道が続く。目線の差もある。下りで急ぐと、ロクなことがないのは経験済みだ。5合目で13時ジャスト、茶店前から登山口は1時間経過の13時25分であった。残念ながら弥彦神社へ回る時間はない。直接弥彦駅へと急ぎ、駅で乗車券を求めると5分後には発車した。新潟駅へと出て新幹線で帰宅。
今回は神風的登山となってしまい、神社巡りや山の自然、山頂展望を楽しむことも出来ず、弥彦山を記録に追加しただであった。写真も少ない。余裕のある計画が必要と反省した。(09/5/5 107)
追 記 弥彦山は、日本海を背にした越後平野の孤峰で、日本百低名山や日本百低名山に選ばれている。しかし山頂からは佐渡や能登半島は見えなかった。下山はローカル線の過疎ダイヤに急かされて懸命に下ったのを覚えている。後日出雲崎から当山を眺めることができた(19.12.6)し、弥彦神社は再訪した(22.11.25)。































































