8月に入り、暑さが増し出掛ける気分にはならず、前回から1月過ぎようとしている。前月はこれまでで一番暑い7月となったという。そんな中、また安近短コースを無理やり探した。新板橋駅から旧中山道を歩き、庚申塚駅から都電で三ノ輪橋へ行き戻って、舎人ライナーで日暮里へ出ようかと思う。ミニ乗り鉄で暑さはなんとか凌げよう。
旧街道から 三田線新板橋駅から旧中山道へ歩き出したら、雨が落ちていて傘を出した。JR板橋駅手前から旧中山道へ入り、埼京線踏切を渡る。板橋宿手前である。1、2度歩いたことがあり、右手にある近藤勇の墓に寄る。1868(慶応4)年流山で新政府軍に捕まり、その本陣があった板橋で処刑されて墓があり、同じ新選組の永倉新八達が建てたとある。旧中山道へ戻るが、それらしい建物も雰囲気もない。北区滝野川で、明治期に亀の子束子を考案した西尾商店があった。調べると、この束子は実用新案と特許で二重に長く保護された珍しい製品となった(工業所有権制度百年史上巻316頁)。
荒川線三ノ輪橋へ 庚申塚駅に着き、都電に乗車。本日は混み合い、家族連れが目立つ。電車のヘッドに日の丸を掲げているが本日山の日で祝日であった。王子駅前、熊野前から荒川区を走り、終点三ノ輪橋に着いた。駅周辺を歩こうと日光街道へ出る。確か対馬藩下屋敷跡の案内があったと思うが見付からない。アーケード商店街ジョイフル三ノ輪を通り抜ける。昭和の繁華街も閉めた店鋪もあり、往年の活気は窺えない。
京成電鉄に乗る 荒川一中前駅から都電に乗車。予定を変更し、町屋駅前から京成電鉄に乗り、京成上野駅へ出ようと思う。日暮里駅から先は多分初乗車。小雨の中移動し京成電鉄に乗り換えた。日暮里駅からは長いトンネルを通過。ここに博物館動物園前駅があったが、2004年に廃止されたという。都内では新設駅はあるが廃止は稀有だと思う。終点に着き、改札を出ると大江戸線上野御徒町駅の地下ルートの案内があり、雨は避けられた。300m程歩いて上野御徒町駅。春日駅で三田線に乗り、志村坂上で地上へ出たら、空は明るく、雨は上がっていた。(2025/8/14 K.K.1612)
◇日時 2025/8/11 ◇天候 小雨 ◇交通費 170円 ◇歩行距離等 8000歩 5㎞ 「通過時間等」自宅8:40-三田線新板橋駅9:00=荒川線庚申塚駅9:30-同三ノ輪橋駅10:10=荒川一中前駅10:30-京成町屋駅10:48-同京成上野駅/11:00=大江戸線上野御徒町11:10-三田線新春日駅11:28-自宅11:55 |