先週九州から帰ったばかりだが疲れはなく、ハイキング先を巡らした。山歩きをする程の元気はなく、里歩き先として色々候補は挙がったが、品川先の野鳥公園を思い出した。一度訪ねた(01.1.21)が、大雪の翌日でなんとか辿り着いただけの印象で、野鳥観察を楽しんだ思い出はない。都内城南地区だが我が家から遠くはなく、交通の便も悪くはない。
城南海浜公園を目指す 三田線を御成門駅に降り東京モノレール浜松町駅へ歩いてスタート地流通センター駅迄は1時間20分であった。京浜運河を橋で渡り右折し、先ずは城南海浜公園を目指す。左手が大田市場の大きな施設。初めて見る市場で、首都圏の台所を賄っているのだろう。同市場花き部が道路に面し入口付近の土手には春の花が咲き、洋ものでポピー類だろうか。海浜公園へ向け左折すると大通りは、大型トラックやコンテナ車、ダンプが往来し側道でも怖いくらい。海縁を歩こうと公園から運河を覗いた(写真上)が、通路はなくまた大通りへ戻った。
市場正門前を過ぎまた運河に掛かる橋を渡ると、左手後方に池が見え、位置的にも野鳥公園の池に違いない。橋を渡り終えたが海浜公園は未だ先のようでそれらしき風景は見えない。本日夕方友人との約束がありゆっくりは出来ない。海浜公園を諦め、野鳥公園へと方向転換。城南野鳥橋へ近付くと工事中で大回りを余儀なくされる。小さな公園が見え、もしかしてと入園したがフトウ公園で、咲き残る梅の花をカメラに収めUターン。工事中の橋を仮設橋で渡り、左手の森の中が野鳥公園の筈だが入口がない。500m先の表示を見付け懸命に進む。
野鳥がいない公園の池 車出入り口から園内へ入り回り道し、ようやく管理事務所へ到着。17年振りだが見覚えがあった。シニア料金で入園券を求め、観察室のあるネイチャーセンターへ(写真下)。平日のためか、1人独占しテラス越しに池を眺め、野鳥達を探す。池に遊ぶ鳥は僅かで、3グループ程度。据えられた望遠鏡を使用するが、使い方が巧くいかず、見えたり見えなかったり。それでも、隣の写真と見比べると、キンクロハジロやオオバン、カワウらしい。いずれも黒っぽい色の水鳥。池の奥半分は工事中でブルーシートが張ってある。これでは鳥達も地には近づかないだろう。前回は、未だ埋め立ての途中のような荒れた原や砂山だったと思う。現在ではビルやマンションが建っている。奥の観察小屋へ移動するが、1号舎、2号舎からも鳥は1羽も見えず、静かな池だけ。がっかりし退園したが道を間違え隣の自然生態園へ。突然大きな鳥が目の前で羽ばたいて飛び立った。鷺の類で、写真は撮れなかったが、最後のサービスと感謝。
大手町で、友人Mさんに会う。昨年末入院し先月退院して静養中と思っていたが、軽くて済みもう勤務中という。早い快復を祝し乾杯した。 (2016/12/27 K.K. 1170/1200)
□日時 2018/2/28□天候 曇り □交通費 570円 □資料 山と渓谷社「東京港野鳥公園」首都圏ハイキング1999年春号105頁 □歩行距離 13km 18,000歩
「通過時間等」自宅13:15-三田線御成門駅14:00-東京モノレール浜松町駅14:20-同流通センター駅14:35=太田市場正門前15:00=フトウ公園15:20=東京港野鳥公園15:55/16:30=同バス停16:45-京急平和島駅16:53-三田線三田駅17:15-大手町17:30/19:30-自宅20:45