今週のOB会は熱海開催である。ハイキング先を探すと、手許のガイドブックから格好のコースが見付かった。熱海からバスで十国峠へ上がり、岩戸山を越し宿泊先伊豆山へ下るものである。
十国峠をスタート 集合時間に合わせ遅く家を出て、熱海駅前で箱根行きバスを待ち、十国峠に着いた時は13時であった。ケーブルカーを利用し峠へ上がり、展望を楽しむ。天候は良くなく、肝心の富士は雲の影、それでも雄大な姿の一部が透けて窺える。沼津方面には、駿河湾や鷲頭山を見た。沼津アルプスは半分歩き残している。コース案内が無く、手許の略図から方向を見極めスタート。直ぐ実朝歌碑“箱根路をわが越えくれば伊豆の海や沖の小島に波の寄る見ゆ”があり、間違いないことにホッとする。舗装は霊園迄で、山道となり路端に並ぶ石仏の先は東光寺。山中の古寺は人影もないが、嘗ては地蔵信仰で賑わったらしい。
岩戸山から海を望む 展望のない尾根道を進む。両側には竹藪もあり、小鳥の囀りを背に受け前進を続けると、右手の木立の間に海がチラチラ。笹の広場を過ぎ難なく岩戸山頂(734m)へ出た。海側が開け、熱海市街の先は相模灘だろう。冷水を飲み休憩。本日は日曜日なのに、歩き始めて以来ハイカー等には遇っていない。一息入れ、リスタート。下りで、急な上に濡れた坂。滑らないように慎重に足下を確かめる。ガイド資料にあった唯一の急坂であるが、持参ストックをザックから出さない儘、また平らな道へ下りることが出来た。左、山の下は湯河原温泉のようだ。
下山路から伊豆山へ 林道でも、作業道でもない広い道を、似たような風景を繰り返しながら行く。工事用らしい杭の番号が確実に減っているから進んでいることは間違いない。 突然、舗道へ飛び出した。処が反対側の進入口に、通り抜け不可とある。それではと舗道を右へ方向を採ったが違うと判断し、左へ。間もなく大手商社保養所前を通るとコース案内があり、そのまま下る。ガイドブックでは伊豆山神社奥ノ院の近くの筈で、寄ろうとしているが、案内も、それらしい進入路もない。諦め、バス停で地名を見ながら、七尾団地から自動車学校と下り続ける。右手が伊豆山本神社かなとの地点で、直進し海側へ。海岸通りとなるも、宿泊先の位置が不明。電話すると、直ぐ近くであった。(15/6/14 118)
追 記 十国峠から岩戸山へ歩いた。熱海温泉街裏山の尾根筋である。 そして、順調等に歩き、そのまま熱海の先の伊豆山へ下りて、宿泊先であった。OB会は全員参加で盛り上がり、二次会は深夜まで続いた。コロナ下で、OB会は開かれず、残念ながら、高齢化で連絡も稀になってしまった。十国峠は、確か熱海泊の翌日老母を案内したことがあったと思う。約50年前のことである。

