今回は、自らコースを設定し、利根運河から江戸川を下り、流山へと千葉を歩く。以前に歩いた時利根運河には桜が咲き、これに菜の花ロードのある江戸川を繋ぐコラボを思い付いた。いずれも春の花で、その季節がやって来たが、桜は盛りを過ぎたかもしれない。都心よりは北の千葉に少し期待するがどうだろう。
桜は終盤 東武野田線運河駅を出ると利根運河は直ぐ先。利根川と江戸川を繋ぐ運河だが、本日は南の江戸川方向へ歩き出す。桜はあるが色褪せた残り花で、対岸の花も同様。沢山の鯉幟が運河の水に浸かっている。川に渡した綱が切れたのだろうか。川端の料亭角から公園へ寄り、近くにある深井城跡を探すが見付からない。持参マップから付近を彷徨き、尋ねてみたがダメ。遺構はなく案内板程度だと思うが。運河縁へ戻り、以前野田市内へ歩いた時(09.5.1)と同じ道となる。西深井歩道橋を過ぎたが江戸川は大分先。城跡探しに時間を喰ってしまった。堤防下の桜樹の下にテントが張ってあり、家族用のようで花見キャンプだろうか。江戸川は結構遠く、運河大橋からも距離があり、小さな河口公園が見えて、ようやく江戸川へ出た(写真上)。
大河江戸川を行く この辺りの江戸川大河で、広い河川敷の中央に流れがある。堤防の上の舗道を行く。見えるのは空と川と草原だけで、海辺と同じく開放感一杯であり、好きな里歩きだ。晴天だが少し風があり、川風だろう。250m毎距離表示があり、歩く速度が計算でき、いつもより少し遅い。アゲインストの風の所為かと堤防下の道に移る。土手斜面一杯に菜の花が咲き、丁度満開で見頃のよう。前方に大きな橋が見え常磐高速だろう。橋下を通過すると、左前方に建物が現れ始めたが、流山も郊外のようで、市街は遠い。田植えに備え掘り起こされた田圃に(写真下)数羽の白い鳥が見え、白鷺と思われる。昨秋の落ち穂を探しているのか。鳥たちは泥鰌や虫ではなく落ち穂を食べると最近知った。
菜の花は満開 菜の花ロードを歩き続け流山市街へ入り掛けた。事前に地図から運河大橋から流山まで約6kmと読んだが、距離表示では未だ4kmに満たない。菜の花の中にある羽口の渡し場跡を過ぎ、前方の橋は武蔵野線だろうか。そろそろ流山駅へと堤防を下りる地点に見当を付ける。矢河原渡し場跡に市内への案内を見付け、江戸川を離れると直ぐ見覚えのある商店街。2年前訪ねたばかりだ(15.4.12)。あの時も菜の花の中江戸川を歩き、本日のコースが頭に浮かんだのだった。流山は古い店舗や蔵が遺る歴史の街だが、流山駅へ直行。盲腸線流山線を幸谷(コウヤ)駅に下車し新松戸駅へ歩き武蔵野線に乗り換え、その際遅目の昼食を取った。(2017/05/04 K.K. 1103/1200)
◇日時 2017/4/16 ◇天候 晴 ◇資料 流山市「利根運河フットパスマップ」平成24年3月1日 ◇歩行距離 17km 24,000歩
「通過時間等」自宅8:40-JR巣鴨駅9:15-同日暮里駅9:27-東武野田線柏駅10:02-同運河駅10:20=運河大橋11:05=江戸川11:15=常磐高速道下12:10=羽口渡し場跡12:20=流山市街地口12:30=流山線流山駅12:58-JR武蔵野線新松戸駅13:21-同武蔵浦和駅14:01-三田線新板橋駅14:30-自宅14:50