旧友でもある本記録読者達に、700号達成記念ハイキングを催して戴いた。ハイク先は、高尾山と連絡があり、私は、小学3年の孫を連れて参加した。
孫を先頭に登山開始 総勢11名は、午前10時京王線高尾山口駅前に集合。もの凄いハイカーの群。人気の山のバロメーターか。脚に故障のある方もいて、リフトやケーブルカーも予定したが、待ち時間が不明で、孫を先頭に1号路を上がる。倒木や崖崩れが見受けられ、先日の台風の爪痕にびっくりしながらも、行列をなす中を、ゆっくりと歩き続ける。
途中、孫には、蛸杉や薬王院境内では天狗の像を教えたが、そう興味を示さない。山頂下からの最後の坂を凌いで、全員登頂(599m)。既に大勢の老若男女が昼食中。我々も食事の場所を探そうとしたが、結局は山頂広場の真ん中にそのまま座って、弁当やおにぎりを取り出した。記念にと、急遽売店から缶ビールを仕入れて乾杯。例によってご婦人方からは漬け物や果物、お八つまで回って来た。孫も、母親手製のおにぎりを頬張っている。彼は山頂からの富士山の姿を期待していたが、その方向には雲が出ていて、裾も見えない。
下山は、稲荷山コースを下る。200回記念と同じコースとHさん。そう、旧職場辞職祝いを兼ねたハイキングもそうであった(2000.10.14)。メンバーも大半は共通している。我が孫の誕生前のこと。先程も、前回の昼食場所はT君の案内で山頂先の広場であったとの思い出話しが出た。
下山後高尾の湯へ 展望台へと下りて、参加者全員で、記念撮影。これが逆光で失敗してしまった。新宿の高層ビルやもしかしたら筑波山をも孫と共に確かめるのを忘れてしまった。この辺りから、孫の歩き方が時々不自然になり、皆心配する。やはり疲れが出たのだろう。それでも一番前を下り続けて、登山口へとゴール。皆に、“よく頑張ったね”と言われて、本人も嬉しそう。本格的な山登りは始めての筈。脚を心配したメンバーも無事下山。土産店通りでは、孫は忘れずに高尾名物饅頭を買い、同居のおばあちゃんへのお土産という。駅前から送迎バスで、高尾の湯へ。様々な種類の湯を備えた大きな温泉で、孫と梯子湯を楽しむ。特に古代檜風呂が良かった。風呂上がりに、ビールや多摩の地酒でまた乾杯。山を上下しお腹が空いたか、孫はカツ丼に挑戦した。(2011/10/ 69/100)
追記 皆さん、この度は、山歩きのお付き合いの外、企画から当日の御世話まで、本当に有り難うございました。天候にもメンバーにも恵まれて、楽しいハイキングでした。今後ともよろしく御願い致します。孫も、元気に歩き通し温泉も楽しんだ。あれから14年、彼は、今年社会人となり、名古屋に赴任した。先日山歩き案内するから、名古屋へ来てとメールがあった。