北区西ヶ原から旧古河庭園へ

 積んだ机上の書類の間から旧古河庭園バラの情報が出て来た。よく見たら昨年のスクラップであった。そしたら直ぐ今年の情報も掲載された(25.5.13讀賣夕刊)。これは行かずばなるまいとアクセスルートと寄り道先を巡らせた。そして、都電荒川線飛鳥山公園駅から歩き、西ヶ原一里塚、七所神社に立ち寄って、旧古河庭園へと歩くことにした。

 日光御成街道一里塚 荒川線飛鳥山公園駅までは、今年の花見の際も乗車した。大通りは、日光御成街道だろう。公園、渋沢史料館下側道の坂道を上がり、道路中央に小さな樹林帯が現れ、西ヶ原一里塚跡である。日本橋から二番目の一里塚で、都内で現存するのは中山道志村の一里塚と当塚だけという。カメラに収めて、滝野川警察署前から七所神社へ歩いた。この辺りは数回歩き少し土地勘がある。表参道でそのまま境内へ。夏越し祓いの時期で、茅の輪があり、前の方に倣い私も通り抜け、本殿に参拝し、孫達の健康と成長をお願いした。次男の孫は名古屋に赴任したと思っていたら、北海道出張中という。ここからJR鉄道路線を見下ろす崖端の遊歩道を探したがなかった。御成街道へ戻って、旧古河庭園方向へと歩き続ける。

 旧古河庭園 印刷局から滝野川公園、そして平塚神社前を通り過ぎ、少し歩いた右手が旧古河庭園。PASMOをタッチして、入園料を支払い園内へ。バラ祭り中で、人出がある。久しぶりだが、私は初めてではない。広い園内に立派な洋館が建つ。陸奥宗光邸で、その後古河邸となったとある。今回は、邸宅裏手の森の中から大回りしてバラ園へ。このルートは、深い森のようであり、都内の個人宅とは思えない。途中でバラ園へ左折し、休憩。バラ園を見上げるが新聞記事程ではない。カメラを手に、バラの間の遊歩道を歩くが、シャッターチャンスが少ない。時期が遅かったのであろうか。それでもカメラに収め園を出て、展望台で、日本庭園を眺める。大きな心字池を中心に庭園が広がっている。

 南北線で帰途へ 今回は、このまま旧古河庭園を出た。飛鳥山公園駅へは戻らないで、地下鉄南北線西ヶ原駅へ向かう。地下鉄に乗って本駒込駅に降り、三田線白山駅へ歩いたつもりが、反対側へ歩いてしまい30分度ウロウロして、なんとか白山駅に辿り着き、我が家へ着いた時は12時40分であった。(2025/6/14 K.K. 1605)

◇日時 2025/6/2 ◇天候 曇り ◇資料 “春バラ 映える 香る 旧古河庭園”(25.5.13讀賣夕刊)◇歩行距離等 13000歩 9㎞ 「通過時間等」自宅8:50-都電荒川線新庚申塚駅9:30-同飛鳥山公園駅9:40=西ヶ原一里塚跡9:55=七所神社10:00=旧古河庭園10:30/11:05=地下鉄南北線西ヶ原駅11:15-同本駒込駅11:25=三田線白山駅12:02-自宅12:40