植村冒険館から石神井川を下り板橋駅へ

 旧友のSさんから板橋の植村冒険館を見学し、その後散策したいからコースの選定をとのメールを貰っていた。その日がやって来た。三田線板橋区役所前駅集合とし、8人参加と分かった。冒険館見学後は、石神井川を埼京線鉄橋付近迄下り、JR板橋駅前で昼食をしようと思う。同じメンバーでは、最近では、雑司ヶ谷(22.11.13)や東京湾お台場(23.3.19)を歩いている。

 植村冒険館見学 区役所駅前出口に集合時間10時に全員揃った。板橋区加賀にある冒険館へ案内する。直ぐ仲宿で旧中山道を横断、この街道の左奥に板橋の地名になった石神井川に架かる橋がある。そして、左側の立派なビルが植村冒険館であった。早速入館し展示物やビデオを観賞した。植村さんの活躍や偉業は知られたことではあるが、私は、彼がエヴェレストにも登山したことや北極点到達には用意周到な準備を重ねたことも知った。1984年には国民栄誉賞受賞したとある。マッキンレー登山後の下山中の行方不明の遭難事故は知っていた。数年前遺体発見の報があったが、見付かっていないという。彼は、名誉板橋区民となり、それで当地に冒険館が設置されているのだろう。奥さんが板橋在で、一緒に暮らしていた。

 石神井川を下る 冒険館裏手にある石神井川へ案内する。私のハイキングコースで、今春も花見に歩いた。両側にソメイヨシノが咲き区内の花見処である。現在は、両側コンクリート壁の深い水路で、流れは少なく底を這っている感じ。当川の源流は石神井池のさらに先の多磨の小平と、当メンバーのOさんが教えてくれた。右手の公園が区立加賀公園で、加賀前田家の下屋敷跡。築山が遺り、登る。私は少し大変だったが、若手のメンバーは簡単に上下した。途中で橋を渡り、右岸から左岸へ移り下り続ける。そして、埼京線手前の橋で渡り返した。

 板橋駅前で昼食 ここで、石神井川を離れ、住宅街を通り現中山道へ出て、三田線新板橋駅構内を抜けさせて貰い、JR板橋駅前に着いた。食事処を探しそば屋に入店。生ビール等を求め、再会に乾杯。OさんやTさんは多分、お台場以来だと思う。歓談後、次は、田園調布の紫陽花園と暗黙に了解し、1時間ほどで解散し、私は、メンバー二人と三田線新板橋駅へ歩いた。(24/10/6 K.K. 1572)

◇日時 2024/9/8 ◇天候 晴 ◇資料 植村冒険館「北極点単独到達」 ◇歩行距離等 10,000歩 7㎞
「通過時間等」 自宅8:55-三田線新板橋駅9:20-JR板橋駅前9:30-三田線新板橋駅9:45-同板橋区役所前駅10:00=植村冒険館10:25/11:00=石神井川11:05=加賀公園11:15=埼京線鉄橋手前11:35-JR板橋駅前11:50/13:00=三田駅新板橋駅13:05-自宅13:30