都電荒川沿線にバラを巡り歩く

 ネモフィラ、ポピーに続いて、バラが咲く散策路情報を得た。5月も半ば過ぎ初夏である。都電荒川線の荒川区役所前駅付近という。走る車内から眺めるのも良いだろし、降りて線路沿いを歩きながら愛でるのも良いだろう。バラの花は多種様々で美しくも、綺麗だ。都電荒川線は三田線西巣鴨駅から歩けば、我が家からも近い。

 ぽつんぽつんと咲くバラ 西巣鴨駅から歩いて都電新庚申塚駅で、荒川線に乗車。最近は上りの電車が殆どで、下りは久しぶり。王子駅を過ぎて、荒川遊園地前では、入口に咲くバラがちらっと見えたが、車内からは見えにくいし、立つ乗客も多い。荒川区役所前駅に着き、歩きながら眺めるバラに期待して、下車。処が、咲いているバラは踏切付近である。それも多くはない。この辺りでは、住宅の軒下を都電が走っている。

 バラが咲く荒川2丁目駅 3度程踏切を過ぎると、線路脇に遊歩道らしき道があり、バラの花が咲いている。紅が多いが、白やピンク、黄色の花も咲いている。線路際に無理に造った狭いバラ園で、連続性はない。そんな花々にカメラを向けながら2丁目駅に近付いた。スペースがあるため、様々なバラの花が咲き、裏手の塀にも吊るされている。ここで都電を待って走る都電を入れて、バラの花を撮ろうと思う。私の好きなテレビ番組に、鉄道写真家中井精也の鉄旅があり、彼が良く狙うポイントで、列車を待つのである。ローカル線とは違い7分前後で都電は走っている。想定通りに電車はやって来て、バラの花を入れてシャッターを切ったがどうだろう。右上が荒川自然公園で、遊歩道はお終いとなり、エレベーターで公園へ上がった。

 荒川自然公園へ 園内の一画は、満開の躑躅で埋め尽くされている。カメラを構えながら、ここからスカイツリーを眺めたことを思い出した。池にはアヤメや蓮も咲いている。荒川沿線へ戻ろうとしたが、これが大苦戦。三河島水再生センター大規模施設を高架橋で渡ったが、出た先が京成本線の下、尋ねて荒川線町屋駅へ歩いた。荒川線も左へ90度近く左折していて、距離があった。また沿線歩きを再開したが、商店街でバラは期待できない。舎人ライナーと交差する熊野前駅迄歩こうと決め、歩き続けた。(2024/6/19 K.K.1561)

◇日時 2024/5/25 ◇天候 晴  ◇交通費 シルバーパス ◇資料 昭文社「東京都市図24」2004.4 ◇歩行距離等 10,000歩 7㎞                                              「通過時間等」 自宅8:30-荒川線新庚申塚駅9:10-同荒川区役所前駅9:45=同荒川二丁目駅9:55=荒川自然公園10:05=荒川線町屋駅10:30=同熊野前駅11:00-三田線西巣鴨駅11:30-自宅12:00