私が登った百の名山&低山=関東編=「筑波山・筑波山神社初詣ハイキング」

 筑波山登山 1996年最初の山歩きとして、昨年同様、筑波山にする。案内役は今年もKさんにお願いし、今回は、KYくん、S夫妻、KNさんが加わり、一行6人、常磐線取手駅に集合。途中、電車の車窓から左手奥に筑波山が見えた。Kさんのワゴン車で筑波山下の駐車場着。
 早速、筑波山神社に詣で、山歩きの無事等をお願いする。コースは昨年と同じ御幸ヶ原コース。上りは結構きつい。4回休憩を取り、1時間25分程を要して御幸ヶ原に到着。すぐ、男体山を目指す。今年は連休のせいか人出が多いようだ。頂上からの眺めは昨年同様だが、天気が良いため、かえってスモッグが発生して遠望が利かず、昨年頭が見えた富士山は見えない。

 男体山から女体山へ 御幸ヶ原の昨年と同じ茶屋で昼食。今年は他の客もあり賑やか。昼食後、女体山を目指して出発。鞍部から15分程で女体山の頂上。昨年は気が付かなかったが、霞ヶ浦が見えた。社務所で今年の干支・鼠の絵が描かれた絵馬を求める。昨年は男体山の方で猪の絵馬を求めた。十二支全部を揃えたらと、皆に冷やかされる。
 参拝をして展望を楽しんだ後、下山開始する。昨年の記憶では、頂上のすぐ下が急な岩場との印象であったが、思った程ではなく、それでも慎重に下る。

 弁慶七戻石 大仏岩、北斗石、大黒後姿石などを眺め、ネーミングに成る程と頷きながら、弁慶七戻石を経て、弁慶茶屋で休憩。上りはそれ程ではなかったが、下りは他の人より遅れがち。足のせいでは無く、残念ながら年齢、体力の差であろう。KNさんが一緒に殿を付き合ってくれる。弁慶茶屋から筑波山神社までは、ほぼ平らな歩きやすい道との記憶であったが、結構急な下りの道。膝が笑わないのは多少とも歩いている成果であろう。15時過ぎに神社着。神社に無事を報告し、水を汲み、門前で四六の蝦蟇を見物し、お土産を仕入れる。

 真壁城跡に寄る Kさんが大丈夫というので、休憩を取らないで、筑波山の裏に当たる真壁城跡に向けて出発。皆に、小生の城跡巡りに付き合って貰う。城跡のある真壁町は石材の産地という。町営体育館の側に城跡が見付かる。思ったより濠跡等が遺っていて、夕暮れの城跡は古城の雰囲気が漂い、味わう。真壁城の資料については真壁町出身のKRさんにお世話になった。筑波山を振り返り、筑波学園都市を通って、18時頃に取手に到着。駅前で、反省会をして解散。21時過ぎに帰宅し、本年の初山歩きは無事下山。お疲れ様でした。(96/1/13 29/100)

追記 筑波山は百名山に選ばれているが、その中一番の低山(877m)で、私には、手ごろな山である。関東平野東端の孤峰で、展望も良い。アクセスが良くないのが難点。それでも、私は4、5回登っている。裏の温泉に家族旅行した際も、数家族全員で登った(2000.4.2)。ロープウェイを利用した。それ以来ご無沙汰している。同級生のハイク友に案内を請われているが、実行していない。最近では、JR常磐線土浦駅付近の車窓から眺めるだけである。