今年も開花宣言があり、我が団地の桜も開き始めた。花見の時期だが、私には桜の下を歩くハイキングである。先日、花友から今年は何処と言われた。都内では、花見先は限られ、上野公園や隅田公園は人出が多く、向かない。やはり北区の飛鳥山公園や石神井川が良いだろうと連絡した。これまで数回花見散策した地で、しかも交通の便が良い。
飛鳥山公園は見頃 午前9時、北区JR王子駅に待ち合わせ、駅裏の音無川からスタート。石神井川だがこの辺りは別名で呼ばれている。両側に咲く桜は見頃で、満開寸前の8分咲きか。早速カメラに収めた。川を出て回り道し明治通りを渡り、飛鳥山公園へ上がる。山頂部には咲き揃う花が見えるが、広場(左上写真)では、お祭り用のテントや屋台を準備中。未だ9時過ぎだ。公園を時計と反対回りに歩き、緩い坂を頂上部の平らな地へ上がる。飛鳥山公園の中心部で、1000本程の桜の木があるという。江戸時代将軍吉宗が花見の地として整備し、江戸の町民に親しまれ、広重の錦絵や落語にもあったと思う。見頃の花の下には、シートで花見席を確保しているグループが多い。久しぶりに見る風景でシャッターを切った。前職場でも数回こんな花見を楽しんだことを思い出した。我々は見上げながら歩くだけである。約半周し、次の行く先を相談。このまま石神井川を遡上するのも良いが、帰途の板橋の駅が遠い。目の前を走る都電荒川線で巣鴨行きを提案し、了承を得た。
巣鴨地蔵通りへ 飛鳥山公園前の駅から都電荒川線に乗車。北区から板橋区へ入り庚申塚駅で下車し、庚申塚に寄る。直ぐ巣鴨地蔵通り商店街で、一昔前おばあさんの原宿とも呼ばれたが、その面影は薄い。両側の商店街も従来の活気はないように見える。同行のAさんは初めてのよう。高岩寺の刺抜き地蔵さんに参拝。以前は並んで待ったが、直ぐ地蔵さんの前で手を合わせた。出口の江戸六地蔵様にも立ち寄り、JR巣鴨駅前で喫茶店に入って休憩した。本日は天気も良く、風もなく花見日和で、今年も見頃の花下を歩いた。お疲れ様でした。(2025/4/14 K.K. 1597)
◇日時 2025/3/30 ◇天候 曇り後晴 ◇歩行距離等 9000歩 6㎞ 「通過時間等」 自宅8:05-都電新庚申塚駅8:44-JR王子駅9:05=飛鳥山公園9:15=都電飛鳥山駅9:45-同庚申塚駅9:55=巣鴨地蔵通り10:40=三田線巣鴨駅11:40-自宅12:30 |