青い森鉄道で八戸から青森へ

 またJR東日本大人の休日俱楽部パス利用期間に入り、乗り鉄の旅である。今回の目玉は五能線で、これで私の乗り鉄も最後となろう。本日は弘前泊りとし、上野から八戸、青森を経て弘前へで、ある。東北新幹線八戸駅から青森駅迄は三セク線青い森鉄道乗車であり、東北本線時代一度乗ったことがある(87.8.14)。

 八戸から青い森鉄道 八戸駅で青い森鉄道に乗り換えた。2両編成で席は確保できた。直ぐ郊外となり荒涼とした地を走った。多くは休耕地であろうか。最近下北の大湊を往復した時(23.6.23)乗った線で、三沢駅始め知っている駅名が散見され、右手に小川原湖が見えた。野辺地駅に着く。大湊線との分岐駅であるが、小さな駅舎で、周囲に建物も少なく寂しい位だ。でも、この辺りも当線は複線で、幹線東北本線であった歴史を示している。

 青森は5度目か ここから、青森駅へ陸奥湾沿いに左へ走り、湾は遠く、時々林の先にチラチラっと見えるだけ。各駅停車だが、知っている駅名もない。先程八戸駅で求めたカップ酒を出し、青森は何度目かなと思いを巡らした。最初は87年の大湊恐山からで翌日酸ヶ湯から蔦温泉、その後白神山地(11.6.16)、十和田湖、奥入瀬(17.9.29)、そして竜飛崎(20.9.11)であろうか。一度雨で、竜飛崎を諦め奥羽本線で秋田(19.6.22)へもあった。青森は遠くこれだけだが、それも東北新幹線のお陰だ。浅虫温泉駅を過ぎて、左手に高山が見え、八甲田山だろう。登山も考えたがならなかった。

 青森港へ 市街地の先に湾が見え出し青森駅であった。青い森鉄道を乗り切ると思っていたが、八戸の手前岩手県境の目時から青森が同線と分かった。ねぶたを眺めながら、窓口で、明日の五能線リゾートしらかみ号の指定券を問い合わせたが、満席という。キャンセルに期待したのだが。港へ出て埠頭で、八甲田山号を眺める。嘗て青函連絡船で活躍した大型客船である。石川さゆりが唄う“津軽海峡冬景色”の歌碑があった。“上野発の夜行列車おりた時から青森駅は雪の中・・・”と、数秒で上野から青森へと阿久悠の作詩が有名になった。特急に乗り、弘前へ。途中、五能線分岐駅川部駅を通過。弘前駅前で晩酌用飲み物とつまみを求め、ホテルへ向かった。(2024/10/18 K.K. 1575)

◇日時 2024/9/30 ◇天候 晴 ◇交通費 大人の休日俱楽部パス ◇歩行距離等 4,000歩 3㎞
「通過時間等」 自宅9:15-JR上野駅10:24-青い森鉄道八戸駅13:28-同青森駅15:00=青森港15:10=JR青森駅15:56-同弘前駅16:30=宿泊先16:40