雨に降られ、酔芙蓉は終えていた南足柄ハイキング

購読誌「新ハイキング」9月号に、”河村城址-酔芙蓉農道”を見付け弟に連絡した。予定した日は雨で翌週になった。本日も予報は良くないが、朝、雨は落ちていずメールを交換し%e5%8d%97%e8%b6%b3%e6%9f%84%ef%bc%91実行。集合の小田急新松田駅には、弟が待っていた。JR松田駅で御殿場線へ乗り換えたが大チョンボ。起点の山北駅は次と勘違いし東山北駅に下車してしまい最初から躓いてしまった。雨が降り出し追い打ちとなった。
山北駅から河村城跡へ 小降りの山北駅を傘を指し歩き出す。同駅は丹那トンネル開通迄は箱根越えのため機関車追加駅で鐵道の街であったという。その名残で構内に蒸気機関車が展示されているがカメラが趣味の弟は興味を示さず素通りし、古寺前から直ぐ城跡内となる。坂道を上がると遺構が現れ高い堀切が美しい(写真上)。最近草が刈られたようだ。当城跡は二度目で(07.4.22)、鎌倉期に河村氏が築城したが戦国期の最後は北條氏の支城の一つに組み込まれ小田原征伐で廃された。畝を持つ濠が北條系を示している。北郭、お姫井戸から本丸跡へと上がった。石碑は見覚えがある。先客が一人いて、本日これから祭開催というが、準備もなく雨が降り続けどうなのだろう。雨は激しくなり、雨具を着けザックにはウィンドブレーカーを被せた。今朝ザックカバーが見付からなかった。本丸跡を出ようとした時点で戻ろうかと躊躇していたら、雨が小降りになり、2人の高齢者ハイカーが来て、我々と同じコースを歩くという。それじゃと予定通り前進。城跡を下り岸交差点、がら%e5%8d%97%e8%b6%b3%e6%9f%842瀬バス停、酒匂川新大口橋を経て総合運動公園前で斑目へ左折すると酔芙蓉農道があった。幸いに雨は止んでいる。
終わっていた酔芙蓉 農道の両側には高い酔芙蓉本体はあるが花は疎らで、白と薄ピンクの花がチラチラとあるだけ。花を選んではシャッター切る。酔芙蓉の花は初めてで、色や花びらの形はふんわりしたやさしい花。ムクゲと同じ感じ。進むに従い少しずつは花の数は増したが大したことはない(写真中)。後の弟も立ち止まってはカメラに収めているようだ。農道を出た小公園にテントが立ち、酔芙蓉祭中で昨日初日とある。テント下を借り着替えると、ザック内シャツは濡れて、ザックカバーの代わりにはならなかった。焼きそば、鮎の塩焼き、%e5%8d%97%e8%b6%b3%e6%9f%843そして缶麦酒で昼食。売店の方の話では今年は暑さのため花は早く咲きもう終わり掛けという。先程の2人も着いて挨拶を交わした。
瀬戸屋敷を見学 新松田駅へと向かう途中、瀬戸屋敷に寄る。開成町のあじさいの里を訪ねた時(13.6.16)存在は知っていた。代々名主を務めた旧家で、現在でも大きな藁葺きの母屋を中心に広い屋敷が遺り(写真下)、町指定重文として保存されている。薬医門から入り一回りして、家内の実家旧居と共通し思い出した。あじさいの里から大通りへ出た地点で、小田急開成駅への案内があり、そちらへ出たが予想以上に距離があった。(2016/10/13 K.K. 1061/1100)

○日時 2016/9/18 ○天候 曇り、雨、曇り ○交通費 1,890円 ○資料 坂本勇「河村城址-酔芙蓉農道」新ハイキング9月号143頁 ○徒歩距離 18km 25,000歩
「通過時間等」自宅7:25-大江戸線春日駅8:02-小田急新宿駅8:31-JR松田駅10:12-同山北駅11:00=河村城本丸跡11:20=辻交差点12:15=新大口橋12:30=酔芙蓉農道12:50=ふくざわ公園(昼食)13:15/13:35=瀬戸屋敷14:00=小田急開成駅15:05-都営新宿線新宿駅16:42-三田線神保町駅16:58-自宅17:40