仙台にも東照宮があることを知った。上京前に仙台滞在中案内して貰ったのが大崎八幡宮と思っていたのだが、それが仙台東照宮だったのではないかと思うに至った。先に大崎八幡宮を訪ねた(18.12.4)が再訪の筈が違っていたからだ。大人の休日俱楽部パスの三回目は仙台行きとし、福島駅から宮城の槻木駅間は、阿武隈急行乗車とした。
仙台東照宮の思い出 仙台東照宮は、仙山線東照宮駅下車で、仙台駅の次であった。駅前が東照宮で、横断歩道を渡り、参道から石段へと進んだが、記憶は蘇らない。仙台東照宮は、家光に願い出て、二代仙台藩主忠宗が1654(承応3)年創り上げたとある。本殿前へ出て、参拝。そして、また四方を見渡した。50年前の朧げな記憶では、杉並木、長い石段だが、似てはいるが違うようでもある。境内を大回りし、坂道を下りた。車で送迎して貰ったのはこの辺りであったかなと思い浮かんだ。振り返って見て、石段、杉並木が小振りに思えるも、多分、50年前私が仙台で参拝した神社は当社だろうと思うに至り、駅へ戻った。
阿武隈急行で福島から宮城へ 東北新幹線を福島駅で降り、阿武隈急行に乗車した。三セク路線で宮城の槻木駅迄54.9㎞、24駅とある。初めての乗車で、知る駅名も数駅だけ。信夫山の山裾を走って、新幹線の高架下を出て、住宅街に入った。福島市のベッドタウンのようだ。次第に田園風景が広がり、見える河川は阿武隈川かその支流だろう。福島県は広く、中通り地区か。梁川駅であったと思うが、伊達氏のふるさとの案内があった。政宗の先祖は米沢ではなく、福島の伊達市出身で、戦国期政宗の祖父晴宗の隠居城は現福島市内にあった。山間を進み、左手に大河が見え隠れし、兜駅を過ぎ宮城県へ入った。宮城から丸森駅迄嘗ては国鉄が通っていたようだ。東船岡駅付近でJR東北線が近いと感じ、次が終点槻木駅であった。現JR線とホームも併用していて、隣に着いた仙台行きにスムーズに乗り換え、30分弱で仙台駅に到着した。
仙台東照宮参拝後、時間があり急遽、古川駅へ行き同駅から小牛田駅へ陸羽東線の空白を埋めようと思い付き、新幹線で古川駅へ出たが、小牛田駅行きがタイミング悪く、そのまま東京行きに乗るほかはなかった。事前調査を怠った罰である。残念。(2024/7/30 K.K.1567)
◇日時 2024/6/25 ◇天候 曇り ◇交通費 JR東日本大人の休日俱楽部パス+980円 ◇歩行距離等 8,000歩 6㎞ 「通過時間等」 自宅7:55-JR上野駅9:02-阿武隈急行福島駅10:49-JR槻木駅12:16-同仙台駅12:49-同東照宮駅13:00=仙台東照宮13:05=JR東照宮駅13:17-同古川駅13:51-同上野駅16:28-三田駅巣鴨駅16:47-自宅17:10 |