都電荒川線を新庚申塚から終点早稲田へ行き、復路で巣鴨地蔵通りを歩こうと思う。腰の具合は大分回復したが、確かめたいし、運動不足は否めない。都電を乗り鉄し歩く距離は、まあまあである。早稲田駅は久しぶりである。昼前には帰宅できるだろう。
都電荒川線乗車 9時過ぎに家を出て、三田線西巣鴨駅に降り、都電新庚申塚駅へ歩いた。一両の都電はほぼ満員、未だ通勤時間帯なのだろうか。すぐ孫が通う高校の運動場沿いに回り込み、JR大塚駅前へと下った。この都電は専用路線が殆どで、道路を走るのは僅かである。
池袋駅東側の住宅街から学習院の傍を下り、神田川を渡って、新目白通りへ左折し、早稲田駅に着いた。停車場だが私の知る停車場は屋根付きに改造されていた。早稲田大学は右先である。
早稲田甘泉園庭園へ 私は新目白通りを戻り、甘泉園庭園を探す。庭園へ入ったつもりであったが、大回りしてしまい土手を上がり、水稲荷神社前へ出て、参拝。初めてではなく、参道付近は、堀部安兵衛の仇討の場との案内があったと思うが、見当たらない。庭園へ下りて、小さな園内を巡る。当園は御三卿清水家の下屋敷跡とある。中心の泉水の回りには雪吊りがある。これに見当を付けて当園を訪ね、カメラに収めた。祖父はお屋敷勤めで、冬前に毎年雪吊り作業をしていたのを覚えている。園を出て、新目白通りにある都電面影橋駅へ歩いた。
巣鴨地蔵通りを歩く 都電で庚申塚駅へ戻る。途中鬼子母神駅を通過した際、キシボジンとあった。近くの寺院はキシモジンと聞いていたが、読みが違っていた。庚申塚駅から駅名由来の庚申塚前を通り、地蔵通りを歩く。旧中山道である。両側に商店が並び、おばあさんの原宿とも呼ばれている。老人用の衣料店や食品店が多い。本日人出は少ない。高岸寺でとげぬき地蔵さんにご挨拶。並ばないで済んだ。一度利用した漬物屋は探し損ねた。閉店したのであろうか。そのまま三田線巣鴨駅から帰宅した。12時を過ぎていた。(2025/1/16 K.K. 1585)
◇日時 2024/12/25 ◇天候 晴 ◇資料 昭文社「東京都市図 33高田馬場」04年 ◇歩行距離等 7000歩 5㎞ 「通過時間等」 自宅9:10-都電新庚申塚駅9:50-同早稲田駅10:15=水稲荷神社10:25=甘泉園庭園10:30=都電面影橋駅10;51-同庚申塚駅11:10=三田線巣鴨駅11:43-自宅12:151 |