はや今年も9月。灼熱の夏で、我が里歩きは滞っている。7月は1回、8月は2回に過ぎない。新聞、ラジオで天気予報を注視しているが、猛暑日を避けるのが難しい。本日大手町で会合があり、その前に歩こうとコースを考えた。夕方近くなら、暑さも少しは和らぐだろうと勝手な思いである。地下鉄都営新宿線九段下駅から皇居沿いに大手町へ、である。
九段下から濠瑞へ 集合時間から逆算し、家を出た。三田線を神保町駅で乗り換え九段下駅に降りたら、15時30分であった。改札口は東西線と一本化されていた。地上へ出て、江戸城内濠牛ヶ淵を眺めると水面が蓮で覆われている。少し下って右折、九段会館前で、思い出の場所で、中学時代の修学旅行の際二泊した。建て替えで高層化されていたが正面の一部は昔の儘のよう。右折し濠を渡り、江戸城清水門を見学。徳川御三卿清水家の門で、江戸初期の建築で重文とある。誰もいない中門を出入りし、眺めた。そうしたらカバンを持つ女子学生が北の丸へ歩いて行った。戻ってまた清水濠端を行く。こちらは、蓮はなく水濠そのままである。
東御苑天守台へ 竹橋に着いて、交差点渡り江戸城平川門へ。左手が毎日新聞社である。以前平日なのに閉門であったが、本日は東御苑へ入園出来たが、入口で荷物検査があった。園内は樹木が多く、その間に通路梅林坂があり、それも皆曲がりくねっている。往時の城内のままなのであろう。大きな天守台があった。天守閣は三度建てられたが1657年の明暦の大火後は復元されなかったとある。先ほど来出会う見学者は外国人が殆どである。現芝生広場は大奥の跡とある。休憩所があり、冷たい缶コーヒーを求めて、ベンチで小憩。
大手門を出る 大手門を目指したが、園内は広く、また曲がりくねった坂を下り、高い石垣が遺る中之門跡を過ぎると、番所のある郭。大番所、百人番所、同心番所と続く。そして、大手門。典型的な桝形門であるが、徳川400万石の大手門としては小さめか。敵侵入防止が優先だからであろうか。大分前のことであるが、孫を案内したことがあったが、小学生の彼は何ら興味を示さなかった。大手濠を渡って大手町へ。少し時間に余裕があり、洗面所で顔を洗い汗を拭いて、会場入りしたら、メンバーは先着していた。(2025/9/14 K.K.1614)
◇日時 2025/9/9 ◇天候 晴 ◇資料 「TOKYO千代田区観光マップ」2024.3 ◇交通費 シルバーパス ◇歩行距離等 9000歩 7㎞ 「通過時間等」自宅14:55-新宿線神保町駅15:28-同九段下駅15:35=清水門15:45=竹橋交差点16:00=平川門16:10-天守台跡16:20=大手門16:45=大手町会場17:05/18:30=三田線大手町駅18:35-自宅19:15 |