都内港区に大門、芝公園を巡る

 今夏は暑くて里歩きも儘ならない。乗り鉄に期待していたが、近郊路線では行く先は少なくなってしまった。天気予報で、猛暑日でない日がようやく到来し、跳び付いた。行く先は港区芝公園周辺とした。林が多く、少しでも日は避けたい。数回は歩いている。そう安近短で、真夏向きと思う。大江戸線で大門駅からを三田線御成門駅からと急遽変更した。

 御成門駅から大門へ 我が家から一致直線の三田線御成門駅で降りた。地上へ出ると右手に東京タワーが立っている。目指すは増上寺境内で、近い。入口の熊野神社に挨拶し、猛暑の解消と孫たちの健康をお願いした。増上寺の三門は工事中で閉鎖され、鐘楼へも近づけない。確か、‟鳴る鐘は芝か上野か浅草か”の川柳が紹介してあったと思う。日比谷通りへ出て大門へ歩く。次は芝大神宮へで、久しぶりであり、石段を上り参拝。1000年以上前創建の古社とある。屋根の造りが珍しい。ベンチで休み、濡れタオルで顔を拭き、水を補給。表参道から大通りで、大江戸線大門駅に下り、次の赤羽橋駅迄乗車。

 芝公園は閉鎖中 地上へ上がり櫻田通りの広い交差点を渡り、芝公園の西端であろう宝殊院で園内へ入り、弁天池を眺め、疎らな林の下を歩く。暑いが焼けつく程ではない。ベンチで休憩している人も見え、私もまた水を飲んだ。園からパークタワーホテル前を通り、そして芝公園だが、こちらも工事中で閉鎖してあり、えっ!である。この公園には縁がある。先ほどのホテルで毎秋10回程会合があり園内を通って行き来し、昼休みも休憩地にした。15年も前のことであったろうか。裏側へ回ってみたが、入口は閉め切られていた。

 大銀杏に再会 隣の芝東照宮へ寄り参拝して、大銀杏に再会。寛永18年(1641)頃の植樹で空襲からも逃れ、今も健在でカメラに収めた。横の広場で、ATMで冷たい缶コーヒーを求め、また休憩。港区設置の平和の灯の案内があり、小さな水槽の中にあった。三田線芝公園駅から帰途に就いた。車中、スマホで本日の歩行時間と距離を見ると、最低目標をなんとかクリアしていた。(2025/8/30 K.K.1613)

◇日時 2025/8/28 ◇天候 晴 ◇資料 我がまち再発見・東京・浜松町編上(25.6.6讀賣夕刊)◇交通費 シルバーパス ◇歩行距離等 8000歩 6㎞
「通過時間等」自宅8:25-三田線御成門駅9:20=増上寺9:30=芝大神宮9:45=大江戸線大門駅10:02-同赤羽橋駅10:15=宝殊院10:25=芝公園10:35=芝東照宮10:40=芝公園平和の灯10:50=三田線芝公園駅10:58-自宅11:50