茨城守谷の四季の里公園ガイドは数年前に入手していた。菖蒲や紫陽花が咲くという。守谷は、茨城でも南部でそう遠くはない。最近遠出が続き、丁度良いとガイドを探し出した。問題は花期内か否かである。いつものアバウト感覚で、出掛けた。守谷はつくばエクスプレス線で、都内から一直線である。
小さな四季の里公園 三田線春日駅で大江戸線に乗り換え、新御徒町駅でつくばエクスプレス線に乗車。折良く快速が来た。守屋駅で、観光案内所を探したがなく、駅で尋ねるとバスを勧められた。歩くつもりであったが、帰りに歩けばよいと割り切り、バスに乗車。バスは、アサヒビールの工場方向へ走る。この工場は20年以上前だが一度見学に来たことがある。四季の里公園入口バス停に着き降りたが、郊外も畑地が広がる地で、方向が分からない。公園への案内板を見付け、大きな倉庫沿いに行くと、公園はあった。
思ったよりちいさな公園だが、ハナショウブが咲いている。中心にある四阿屋の周囲の湿地帯に花々は広がっている(写真上)。早速近付いて、カメラに収めながら外側の遊歩道を巡る。花は盛りのようで、見頃。ブルー系の花に白色が混じるが、赤や濃紫系はなく、温和しい感じ。一回りし、全体図を見たく、管理事務所や案内板を探したがない。そのような公園ではなく、何処でもある大きめの町内公園程度か。手入れ作業中の方はいる。奥の土手下に紫陽花を見付け観賞するが、満開だがこちらも僅かな本数。都内まで配るガイドに掲載される花園情報だから、それなりの規模の公園と思いがちだが、それは私の勝手で、そんなことはない。最後にまた遊歩道を半周し、土手の階段を上がり、徒歩で駅へ戻ることにした。
蕎麦畑に出会う 住宅団地の中、右手に往路のバス通りを見ながら進むが、そちらへは抜けられない。大回りし反対側の大通りへ出て、右方向へ歩き、途中のバス停で駅方向かを確かめる。
畑地になり、一面に咲く白い小さな花は蕎麦の花(写真下)。この時期この地は珍しいのでは。私の乏しい知識では、初秋の頃、山里での作物と思っていた。畦道へ入り、2,3度シャッターを切った。10割蕎麦の案内があり、その蕎麦店用だろうか。
歩きながら、当地から通っていた旧同僚を思い出した。あるプロジェクトでお世話になったシステムエンジニアで、コンピュータ知識の外、同年齢でもあり気が合い良くヘボ将棋を指した。つくばエクスプレスがない時代で、常磐線北柏駅へ車で出ておられたようだ。最近は年賀状の交換も絶えていたが、ある名簿で引っ越されたと知った。
常磐高速を高架橋で渡り、高いビルを見付け、そのビルを目標に歩き続け、市役所と思っていたら病院であった。その後も山勘も当たり、ほぼ直線的に守谷駅前に到達し、帰路に就いた。(2018/07/08 K.K.1192/1200)
□日時 2018/6/18 □天候 曇り □交通費 1,840円 □資料 「花と寺社めぐり 四季の里公園」2015年,4頁 □歩行距離 9km 12,000歩
「通過時間等」自宅8:30-大江戸線春日駅8:37-つくばエクスプレス新御徒町駅8:51-同守谷駅前9:30-四季の里公園入口9:45=四季の里公園9:50/10:05=市役所前10:45=つくばエクスプレス守谷駅11:17-大江戸線新御徒町駅12:03-三田線春日駅12:11-自宅12:45