舟渡大橋から荒川土手を笹目橋へ

 我が家から直接歩く先を探した。密を避けて、なるべく交通機関利用も控えたい。そんな都合の良いコースはなかなか見付からないが、無理やり設けた。三田線高島平駅先の緑道を新河岸川へ出て舟渡大橋を渡り、荒川土手へ歩き、堤上を遡り笹目橋へ行って、新高島平駅へ戻るコースにした。なるべく未踏ルートを歩こうと思う。最近、加齢の所為からか寒さに極端に弱くなり、天気予報を睨めっこし歩く日を決め、本日はその日である。

 我が家から前谷津川緑道へ 我が家から高島平駅へ向けスタート。駅を越し三田線高架下を抜け、緑道へ入る。昨年歩いた前谷津川緑道の最下流で、突き当りが新河岸川。意外に広い緑道で、下流を示している。私は初めて歩く小径。板橋清掃工場で右折し新河岸川右岸を下る。高い煙突があり、清掃工場の存在は知っていたが見るのは初めて。大きな建物である。昨年の花見時は左岸を下った。
 西台橋を過ぎ、アーチ型舟渡大橋が見え始めた。袂で歩行者用階段を上がり大橋(写真上)を渡る。橋下は遊水池で川幅は広がり、淀んでいる。渡った先は、小さな水辺公園で、本日も母子連れなどが見える。
 舟渡大橋から荒川土手 私は、荒川土手へ向け直進し、交差点で左折して霊園へ寄る予定。こちら側からは初めてで少し距離があった。猫ぽんちゃんと家内の墓前で線香を上げる。花が新しい。私は昨年10月の命日以来だが、長男達が来たのだろう。霊園裏から荒川土手へ上がり、堤上を上流へ向かう。堤下は工場地帯で、中小の印刷会社が多いようだ。遠戚の方が、定年後こちらの会社の役員として勤められて、1、2度お会いし高島平駅前で、グラスを交わしたことがあった。もう5年も前のことと思う。その先には東京都の下水処理場の施設や建物が連なっている。

 笹目橋先でUターン 本日天候良く無風状態で、天気予報通り。寒さは感じない。荒川は広く、流れは見えない。河川敷には野球場やサッカー場があるが、平日で人影は見えない。前方の笹目橋は長い(写真下)。期待した奥武蔵や日光方面の山並みは遙か先か。
 順調に歩き続け、笹目橋の下を過ぎ、埼玉県へ。新河岸川に架かる落合橋で戻る予定だが、手前に通行止めの柵があった。昨春、白子川を下った時も工事中で通行禁止であった。あれから半年程過ぎたがまだ続いていて、Uターン。笹目橋下から堤下へ降りて、集落内の早瀬の渡し水神宮に参拝。水神様は往時の荒川の渡川地の記念碑らしい。早瀬橋で新河岸川を渡り、三田線新高島平駅高架下から我が家は直ぐである。今回は、自前の徒歩コースを2時間強で歩き通し、昼前に帰宅出来た。グッドである。(2021/1/29K.K.1371/1400)

◇日時 2021/01/13 ◇天候 晴れ ◇歩行距離等 10km 14,000歩 ◇資料 板橋区くらしと観光課「観光いたばしガイドマップ」「通過時間等」自宅9:30=前谷津川緑道9:45=板橋区清掃工場9:55=舟渡大橋10:10=高島平霊園10:20=荒川土手10:30=笹目橋11:05=早瀬の渡し水天宮11:25=自宅11:45