紫陽花を求め、都内文京白山から北区飛鳥の小路へ

 今年も紫陽花の季節がやって来た。好きな花で、大きく咲き開く臙脂や濃紺の花が良い。これまでも近郊のめぼしいあじさい園は訪ねている。鎌倉が有名だが、人出が多く敬遠したい。結局、我が家から近い白山神社と飛鳥の小路の紫陽花とした。これまでも数度鑑賞し、気軽に出かけられ、外れることはないだろう。

 白山神社は満開 白山神社は都心文京の名所で、毎年あじさい祭りが開かれる。三田線を白山駅に降りると、参道では祭りの準備中。境内入り口で、花びらの小さなあじさいが出迎えてくれた。青と白色で、ガクアジサイか。本殿に挨拶をして、境内を時計回りに紫陽花の中を巡る。紺色の花が多い。時々はカメラを向ける。2年前Sさんを案内したのも、ここのあじさいの花であった(22.6.17)。境内裏手に回る。こちらも紫陽花が多く咲き、臙脂の花も目立つ。そして、白いあじさいもある。シャッターを切りながら境内を一回りした。今年も紫陽花は健在であった。世話する方々に感謝である。境内から孫が通う大学キャンパスの高層ビルが見えた。

 南北線で飛鳥の小路へ 白山駅を通り越し、旧中山道を渡り御成街道へ出て、地下鉄南北線本駒込駅を探す。多分初めての乗車で、三つ先の王子駅下車である。王子駅で地上へ出るとJR王子駅前で、歩道橋を渡りJR王子駅構内を抜け、飛鳥山公園下であった。                                  飛鳥山とJR線の間に紫陽花が咲き、飛鳥の小路と呼ばれる。白いあじさいが咲き誇っている。線路際が整備されて小路が拡張され、紫陽花が栽培されている。右手の土手に咲く花々を眺めながら、小路を行く。こちらにも鑑賞客は多い。期待通り、奥へ進むと紺色から臙脂色の花もあり、シャッターを切った。

 滝野川八幡通り 本日は、もう一つ歩く先があって、滝野川八幡通りを歩きたい。花見の際歩こうとしたが道を誤って到達出来ず、リベンジである。飛鳥山公園を一回りし、石神井川へ出て滝野川橋迄遡上した。ここで左折し、直ぐ右折。前回直進して迷ってしまった。左手に四本木稲荷を見て間違いないとホッとし、参拝。二度目である(21.3.22)。次の源頼朝創建という滝野川八幡神社へも詣でて、八幡商店街通りを歩き通し、想定通り中山道と明治通りの交差点へ出て、三田線西巣鴨駅へ階段を降りた。(2024/6/29 K.K.1563)

◇日時 2024/6/9 ◇天候 曇り  ◇交通費 180円 ◇資料 昭文社「東京都市図23」2004.4 ◇歩行距離等 12,000歩 9㎞  「通過時間等」 自宅8:10-三田線白山駅8:55=白山神社9:00/9:15=南北線本駒込駅9:26-同王子駅9:40=飛鳥の小路9:50=石神井川10:15=滝野川橋10:30=四本木稲荷神社10:35=滝野川八幡神社10:40=三田線西巣鴨駅10:56-自宅11:25