購読紙に“立川猫返し神社”の記事(23.7.3讀賣)を見付け、興味を惹いた。調べると都下立川も郊外の西方で、西武拝島線武蔵砂川駅付近にあるらしい。少し前に西武多摩川線赤電の記事(23.5.22讀賣夕刊)を切り抜いていた。武蔵砂川駅と西武多摩川線は、近くはないが、中央線から青梅線を利用すれば回れるだろう。
阿豆佐味天神社、猫返し神社 西武拝島線を武蔵砂川駅に降りる。昭和記念公園を訪ねた際、二度ほど乗降したことがある。猫返し神社のある阿豆佐味天神社は五日市街道沿いで、郵便局傍と見当を付けていた。玉川上水を渡り街道へ出て北上し、十字路を過ぎるが郵便局も神社もない。先へと歩き続けると左手に境内らしき風景が見えて、阿豆佐味天神社であった。以外に大きな古社で、1629(寛永6)年創建とある。
参道から本殿に挨拶し猫返し神社へ。隣にある小社蚕影神社がそうらしい。養蚕にネズミは大敵で農家は猫を飼い食害を防止したというが、同神社はその名残を伝えている。猫返し神社と呼ばれたのは最近で、近くに住む有名ピアニストが祈願したら、行方不明の猫が翌日戻ったのが切掛けで、これが広まり、今では全国から郵送祈願があるという。
私には返して貰う猫はいないが、元飼い猫ぽんずやタマを思い出しながら、手を合わせ、境内の猫の像や絵馬をカメラに収めた(写真上、中)。郵便局前から玉川上水へ歩き、宮の橋で川沿いの遊歩道を玉川上水駅へ歩いた。
西武多摩川線 猫返し神社の前に、JR中央線武蔵境駅から西武多摩川線を往復した。1960年代の西武の赤電が走っているという。私は、そちらより1500号を迎えて過去の記録を整理し始め、武蔵野ハイクを纏めようとした。そうしたら武蔵境の野川付近が嘗ての武蔵野の風情をそのまま残していると気付き、それを確かめ、カメラに収めたい。新小金井駅、多摩駅間である。できれば再度歩いて武蔵野を楽しみたい。
西武武蔵境駅で赤電へ向けシャッターを切り、乗車(写真下)。往きの車窓から野川から多磨霊園手前の風景を眺めたが家や建物が多く、林は途切れている感じ。帰りにデジカメを向け、直ぐ再生してみたがやはり期待した程ではなかった。JR武蔵境駅から立川駅経由で、西武拝島駅へ向けた。(2023/10/17 K.K.1528)
◇日時 2023/09/25 ◇天候 晴 ◇資料 「お参り後迷い猫戻る」23.7.3讀賣、「西武多摩川線」23.5.22讀賣 ◇交通費 1,100円 ◇歩行距離等 12,000歩 8Km 「通過時間等」 自宅8:40-大江戸線春日駅9:26-JR東中野駅9:56-西武武蔵境駅10:30-同競艇場前駅10:50-JR武蔵境駅11:07-西武拝島駅12:00-武蔵砂川駅12:10=猫返し神社12:30=玉川上水宮の橋12:45=西武玉川上水駅13:08-大江戸線中井駅14:02-三田線春日駅14:30-自宅15:05 |