三浦富士に登った。三浦半島にあるわずか標高 183mの山であるが、ハイキングには手頃で、ガイドブックにも海辺の展望の山として屡々登場する。小生にとって、体力的にも前回に引き続く平地から低山への第二弾としては適度な山であり、距離的にも三田線、京浜急行を乗り継げば交通の便は良く我が家から遠くはない。以前から次ぎに歩く山として海が見える山を考えていた。これまで海を眺めながら歩くハイクキングは少なく、千葉内房の百首城(97.3.1)があるだけである。
京急長沢駅から三浦富士へ 京浜急行で三浦半島を訪ねたのは何年前だったかなどと考えながら、登山口のある長沢駅に降りた時は午後12時半を過ぎていた。朝、天候がはっきりせず出掛けに躊躇していたら出発が遅くなってしまった。駅前でジュースを仕入れ、公園先に登り口を見付けて山に入り、鬱蒼とした樹林の中を進む。周りの樹木が奥武蔵などと違い、常緑樹が多くどこか南国風であり暖流の影響であろう。地面にもこの時期にぜんまい風の羊歯類が見受けられる。
三浦富士には13時過ぎに登頂。曇り空で期待したほどの眺望は得られないが、左に東京湾、右に相模湾が望まれる。天候が良ければ、房総半島から大島、遠くは富士が一望にできるという。そのとおり浅間神社が祀ってあった。
砲台山、武山 三浦富士から砲台山を経由して武山(200m)に着いたのは 14 時。砲台山は太平洋戦争時に砲台が設けられた山で、頂上(204m)には電波塔と並んでその残骸が遺っていた。砲台山からの下りで滑って転んでしまった。雨上がりのように道が湿っていたので気を付けてはいたのだが。武山不動尊に参拝した後、津久井浜へ向かって下山開始。道端の草の中に咲くすみれを見付け春を実感する。途中、畑の先に三浦富士の全容を捉えたが、どう見ても富士の面影はない。農園先の売店で漬け物や野菜を購入して、丁度15 時に津久井浜駅に到着。街道筋で見た猫は“マイケル”そっくりで呼んだら立ち止まって振り向いて呉れた。
今回も先日求めたハイキングシューズを使用。右足首の辺が当たり紐を弛めてどうにか歩き通せたが、未だ足に馴染まない。折角持った携帯電話は操作を誤り通じず、最新メカに付いていけない中高年その者と反省。 (99/03/13 75/100)
追記 三浦半島もハイキング先で、その中で山は当山である。気軽に歩いて下山できた。京急線からアクセスが良かった。三浦半島では、そのほか田浦梅の里から葉山アルプスも歩いた(10.1.11)。BS1にっぽん百低山SPで、三浦富士の由来は、三浦半島の江戸時代の富士講登拝先と知った(25.8.9)。津久井浜駅前に浅間神社があり、三浦富士にあるのは奥社という。