私が登った百の名山&低山=関東編=「ヤビツ峠から大山に登り日向薬師に下る」

 天気予報通り、天気は明け方は良くなかったが、太陽が昇るに従い段々良くなりハイキング日和。小田急秦野駅に8時10分着。

 ヤビツ峠から上る バス停はハイカーの群れで一杯。既に、S夫妻、STさんがバス停に並んでいた。臨時バスでヤビツ峠へ。峠で準備を整えたが、飲料水がない。諦めて出発。ハイカーの大半が丹沢コースで、大山コースは我々のほか一、二組。急登でつらい。鴬の鳴き声がしきり。

 展望の良い山頂 尾根道は眺望が良く、相模湾が一望、大島も見える。山の方も、丹沢山系のみならず、富士の秀峰が目前に迫る。未だ上半分程が雪で覆われている。小憩を取りながらも約1 時間程で下社への分かれ道に到着、先ずは順調。程なく、頂上の奥社に着く。頂上は1,252m。360度ではないが眺めが良く、湘南海岸が眼下に広がる。例によって、麦酒で乾杯した後、朝食が早かったので、おにぎりを食べる。S夫妻が奥社で人手した御神水で作ったカップラーメンも戴く。

 下社へ 11時すぎ、下社に向かって下山開始。岩石の多い道で、下りといえどもなかなか厳しい。頂上へ向かう上りのハイカーが多く、時々道を空けて待つ。STさんは順調に下り、先で待って一服していることが多い。冨士見台から見た富士山も素晴らしい。下社への下りは長く、しかも急坂であり、ヤビツ峠迄バスで上がった本日のルートはべターな選択のようだ。

 日向薬師へ下山 下社の茶店で一休みした後、当初のルートを変更して日向薬師へ向かう。途中、二重ノ滝あり。Hさんが20年前に沢登りをしたところという。見晴台で尾根に出て、小憩の後、なだらかな尾根道を下る。九十九曲がりの急坂を経て、キャンプ場に14時すぎに到着。水場があったので、残りの食事をする。若者が多数キャンプを楽しんでいた。
 キャンプ場からは舖装道路。マス釣り場があり、そばではバーベキューをやっていた。途中、大友皇子の墓を見学して、日向薬師バス停着。ジャストバスが到着。日向薬師の見学を省略。小生は足が痛かったので助かった感じ。SKさんは残念がった。
 小田急伊勢原に出て、新宿を経由して高島平に戻り、l8時30分頃帰宅。途中、小田急登戸でHさん、同代々木上原でS夫妻、同新宿でSTさんとそれぞれ別れる。お疲れ様でした。(94/5/21 72/100)

追記 丹沢の大山は人気の山である。アクセスや標高なども初心者にも丁度良い。私も山歩き初心者の頃の外、その後も数回登っている(97.10.11他)。本記録山行メンパーは懐かしい方々である。確か頂きで食事中、鹿二頭が近づいて来て、食べ物をねだったと思う。一昨年、下社から南麓を下って難渋し(23.5.31)、最後の山歩きとした。 大山は、日本300名山に選ばれ、また日本百低山(同書222頁)や日本百低名山(同書138頁)でもある。