雪割草を目指して角田山へ 本日は秘湯の会本番の角田山(カクダヤマ)登山。目的は雪割草というのが会長の意向だ。天候が良くなく様子見していたため遅れて、桜尾根入口コース登山口に着いた時は、ハイカーが群れをなしていた。皆雪割草目当てなのだろうか。花の百名山とあったが選定の花は雪割草ではない(田中澄江「新・花の百名山 角田山スカシユリ」270頁)。
メートル角田浜から登山開始。取り付きから急で、列をなして上がる。地図にはないというが人気のコースのようだ。道が悪くドロドロ状態。昨日の経験からスパッツを着けている。道路端にも小さな白い花が咲き、ご婦人方が歓声を挙げている。腰を屈めてカメラに収めた。最初のピークを越すと一旦下ってまた上り。周囲に登山者は少なくなった。間が空いたのだろう。笹藪の間に白い花に出会う。本日一番の雪割草で、携帯にも収めた。下山後花好きの友人へメールしよう。
山頂は雪の山 トラバース状の山道から肩へ上がる。緩やかな尾根道を進むと途中から雪道に変わった。やっぱり未だ残っていたのだ。気になって情報を集めたが雪はないということで、持参したアイゼンは先程車に置いて来た。固い雪で滑らないから怖いほどではない。それでも一歩、一歩慎重に足を運ぶ。下りのハイカーと交差するようになったら、雪一面の頂上(481m)であった。雪上で湯を湧かし、会長持参のコーヒーで休憩した後、下山を開始。
佐渡島を眺めながら下る 下りは灯台コースと会長の指示。こちらも急降下が続くが、泥道を脱して楽になると、眼下に日本海が広がり始めた。カタクリ花の群生地を過ぎて展望台に着く。多くの男女も休憩中。我々も後続を待ちながら大展望を楽しむ。正面に佐渡島が霞んでいることに気付いた。海に浮かぶ小島だろうと探していたが、距離も近く、大海に横たう大佐渡であった。高い山は金北山であろう。
角田浜へ 相変わらず急な下りが続き、しかも馬の背状の峡路で息が抜けない。これから上がる若い人達を見送りながら、下に見え出した白い灯台を目指す。小さなピークを3,4個クリアしてようやく灯台に至り、海へ張り出した階段を降りると角田浜であった。義経伝説判官舟隠し岩の案内に惹かれて、行き掛けの駄賃に重い足を引きづってトンネルから岩場の小さな入り江を見学した。
泥や雪の道には少々参ったが、雪割草、カタクリ、雪、そして日本海の大展望と、しっかりと楽しむことが出来た。(12/4/8 108)
追 記 花を探して越後角田山に登った。山頂には雪があった。日本海そして佐渡を眺めながらの下山は今も目に浮かぶ。日本百低名山に選ばれている。下山先の浜で義経の奥州平泉への逃避行コースに出合った。鼠ヶ関(14.6.21)や鳴子温泉付近の旧街道(09.10.31)にも伝説が遺っていた。

