越後湯沢からバスで入山 昨日までの雨も上がり、天気は上々。バスで登山口手前まで入り、別荘地帯の中を歩く。途中の駐車場は登山者で賑わっていた。Hさんの歩きが早く必死で付いて、予定より20分早い50分で登山口着。小憩後いよいよ上りが始まる。登山道としては歩きやすい道。林を抜けて右側に展望が開ける。急登になり高度を稼ぐ。再度展望が左手に開け、正面の山は苗場山とHさんが教えてくれる。すぐ平標山ノ家の前に出る。丁度1時間、予定よりまた速い。
展望抜群 快晴下、青空を背に、左手に平標山、正面に仙ノ倉山がなだらかに聳えている。一面緑の灌木に覆われた山の全容が見渡せ、美しい。夏山そのものだ。小憩していたら、犬が小屋からぬっと出てくる。熊のような大犬で、二人ともびっくり。
仙ノ倉山へ 平標山に向けて直登を開始する。登り口にニッコウキスゲを見た。途中の分岐点で谷川岳方面へ方向を採る。木道は歩きにくい。小さな池塘や残雪を見て尾根道に出る。天候、時間、体力を考えて、ここで谷川連峰の最高峰・仙ノ倉山まで足を伸はす決断をする。お花畑を通過。色々な花が咲いているが少し時期が早いようだ。名前が分からないのが残念。いつもより忠実にカメラに収める。実は目の前のピークを仙ノ倉山と勘違いしていたが、ピーク二つ超えたところが仙ノ倉山。それでも30分を要しただけで登頂(2,026m)。展望がすばらしい。見分けが付く山だけでも谷川岳から、巻機山、苗場山、荒船山等まで360度に展開している。Hさんはこの頂上からスキーで土樽まで下ったことがあるという。これをさらっと話されるところが彼らしい。
戻って平標山頂きを踏む 再度尾根道を戻り、40分を要して平標山山頂(1984m)。苗場山をバックに記念写真を写して貰う。昼食後下山開始。時間が遅くないので、未だ上りの登山者が多い。ガレ場の急坂となり、石を落とさないように緊張して下る。松手山付近で右足太股内側が吊った感じ。叩いて薬を擦り込むと痛みが取れた。
必死に下山 バス時間が迫り懸命に下る。石が多い悪路の長い下り。今朝の上りの道とは比較にならない。それでも松手山から1時間で登山口まで下り、バスに間に合う。膝ががくがくとなった。最後の急な長い坂は前穂高の重太郎新道や谷川岳の巌剛新道を思い出した。途中左足も吊ったがすぐ治る。昨日の山城跡巡りが祟ったのかもしれない。年齢を考え梯子は止めよう。
無事越後湯沢駅到着。駅で求めた地酒は長岡産「美の川」で濁り酒。Hさんには、前回同様、連れて戴いた外に、三食等迄お世話になりありがとうございました。またよろしくお願いします。(96/7/13 106)
追 記 先輩Hさんに連れられて谷川連峰の一つ平標山に登った。2,000m級の山で上りだけで3時間を要する本格的登山は久しぶりであった。装備も登山靴にし、ストック、雨具、水に加えて、予備の水、非常食、オレンジ、スパッツ、アノラック等を持った。展望、そして高山植物の花々とその見返りはあった。

