武蔵野線、南武線、上野東京ラインで赤羽へ

 天気予報を睨めっこしながら7月が過ぎ、一ヶ月空白となってしまった。そして、気温の低い日を選び、JR武蔵野線の武蔵浦和駅から府中本町駅へ乗り、JR南武線で川崎駅へと乗り鉄を計画した。車内は涼しいだろう。何故か武蔵浦和駅から府中本町駅間の乗車は記憶が薄い。今回は、ゆっくり半周したい。暑さに備えて、保冷バッグに冷やしタオルを用意した。

 武蔵野線を半周 武蔵浦和駅へは板橋駅から埼京線とした。20分程で着き、武蔵野線ホームへ出て、府中本町行きに乗り換えた。直ぐ西浦和駅で、友人Sさんの最寄り駅と聞いている。埼大前から荒川鉄橋を渡る。河川敷は広く、その中心を大河は流れている。満席に近いがクーラーが効き、暑さは感じない。そして、北朝霞駅を通過。東武東上線との乗換駅で、私はここから武蔵野線利用が多い。左手先が平林寺だが、直接確認はできない。ハイキングで歩き回った地である。東所沢駅付近から多摩地区へ左折する。当地は武蔵野台地で、乗車する度に、トンネルや溝の底を走っている感がして、もぐら線である。これが西国分寺駅辺りで解消し、車窓風景が現れた。武蔵野線終点府中本町駅に到着し、南武線ホームは離れていた。今春訪ねた大国魂神社社叢が見える筈だが、そのチャンスはなかった。

 南武線の思い出 川崎行きに乗る。多摩川を渡り、神奈川に入った。南武線は駅名を知る程度。稲田堤駅は、京王相模原線乗換駅で、多摩キャンパス通勤時代2度程乗換えたが、両駅間は離れていて戸惑った経験がある。登戸駅を過ぎて、若い頃の南武線沿線を思い出した。工業高校を卒業し、当地の機械メーカーに就職した同級生が多くいた。当時発展途上で若いエンジニアが必要とされたのだろう。その彼らと付き合いがあり南武線を上下した。しかし、大半はuターンし残った人は少ない。武蔵溝ノ口、同新城、同中原、同小杉を通過し川崎駅に滑り込んだ。

 尾久駅を過ぎ赤羽駅降車 上野東京ラインを思い出し、少し待って高崎行きに乗車。ホームは暑く、冷えたタオルで顔を拭いた。停まる駅は少なく、品川、新橋、東京、上野を通って、なんと尾久駅に停車。私にはハプニングで、カメラを出しホームを写した。赤羽駅に降りて、西口からバスで三田線志村坂上駅前に降り、帰宅した。鉄道運賃は、板橋駅、赤羽駅間で清算され、途中下車なしの一筆書き運賃であった。(2024/8/12 K.K.1568)

◇日時 2024/8/1 ◇天候 晴 ◇交通費 167円 ◇歩行距離等 4,000歩 3㎞     「通過時間等」 自宅8:25-JR板橋駅8:59-同武蔵浦和駅9:28-同府中駅本町駅10:10-同川崎駅11:00-同赤羽駅12:08-三田駅志村坂上駅12:15-自宅12:30