松戸江戸川フラワーラインにポピーを観賞する

 隣県の千葉松戸市にポピーが咲いているとの情報を得た。ポピーの花は、東秩父で初めて観て好みの洋花となった(19.5.26)。その後も、鴻巣荒川のポピー畑を巡った(22.5.12)。咲き揃う大きな原色の花々が良い。松戸は、日暮里駅から常磐線一本で、江戸川を渡れば直ぐである。天気予報で、雨は避けたが、見頃の時期を選ぶことは難しく、昨日が春の花祭りで、それなりに咲く花に期待する外はない。

 江戸川堤を歩く 松戸は本当に近かった。駅西口に降り、大通りの突き当りが江戸川堤。当地は2,3度歩いているが、久しぶりである。旧水戸街道を渡って、江戸川堤防へ上がり、左岸を遡る。フラワーラインは少し上流の葛飾橋付近のようだ。本日は日曜日で、ジョガーや散策者が上下している。ようやく前方に橋が見え始めた。大河の流れは中央で、時々見えるだけ。この風景は初めてではないなと思いを巡らすと、この江戸川河川敷に野球場があり、若い頃から夏に度々通い、一度常磐線金町駅から右岸を遡上したことがあった。その記憶かもしれない。

 ポピー畑を巡る 河川敷に花のように見える草木はススキの穂らしい。そして赤い花々が咲くエリア、江戸川フラワーラインが近づいた。河川敷へ降りようとしたが、道は無くなり草原の間を抜け、橋下へ出た。前方に赤い花々が咲き広がっている。カメラを出し、花畑の間を巡る。濃い赤が中心だが、ピンクや白も交じる。そして、黒っぽい赤の花もある。原色の大きめの花、花びらが良い。満開時を少し過ぎたようだがそれも良い。畑の間を歩き、選んではシャッターを押した。ポピー栽培のボランティアの方々に感謝しながら、10枚前後の畑を巡り終えた。隣にススキや野草のエンドウの花も見付かり、カメラに収めた。ポピーの花々にほぼ満足し、堤上へ戻り、左岸を下る。
 往きに、川の一里塚に出会い確かめたいと探したが史跡ではなく、現在の川の施設の目印らしい。最後に、松戸市内へ入り掛けたが、戸上邸(旧水戸藩主別邸)へは距離があり、松戸神社はその手前で駅へ左折してしまったようだ。また、常磐線で江戸川を渡り、都内へ戻った。(2024/6/2 K.K.1559)

◇日時 2024/5/12 ◇天候 晴 ◇交通費 640円 ◇資料 松戸市観光協会「松戸旧跡案内MAP」 ◇歩行距離等 13,000歩 9㎞ 「通過時間等」 自宅7:40-JR巣鴨駅8:12-同日暮里駅8:28-同松戸駅8:55=江戸川堤9:10=江戸川フラワーラインポピー畑9:25/9:55=JR松戸駅10:40-同日暮里駅11:05-三田線巣鴨駅11:20-自宅11:50