奥武蔵に龍崖山を越し吾妻峽を巡る

今年は、特に山歩きが少ない。それらしいのは三国峠(16.7.17)のみで殆どが平地ハイキングである。来週の熊野古道ツアー参加を目前にし準備不足かもしれない。古道中辺路は山越えの難所も多いようで、泥縄だが不安を解消するため、低山でも歩き脚馴らしをしたい。今春歩いた飯能の里山朝日山(16.2.13)の先にある龍崖山を思い出した。
飯能から龍涯山へ 奥武蔵の入口飯能駅に降り、市内を抜け飯能河原に架かる割岩橋を%e5%90%be%e5%a6%bb%e5%b3%a1%ef%bc%91渡り、朝日山下へ出て、今回は右折。左手上にある三吉稲荷神社の石段を上がる。前回気になったが、個人が建立した神社とあり、簡単に挨拶しコースへ戻る。大通りへ出て、大河原から赤根峠の坂を上がり続ける。坂途中に龍崖山公園入口があり公園内へ。そして奥に登山口が見付かった。龍崖山の前に燧山があると知る。林の中の山道を進み一旦平らな地へ上がるが案内はない。次のピークも燧山ではなかった。下りに入り、小さな狭間を渡ってまた山に取り付き、展望のない山道を進む。ようやく左手に展望が開け、好天下奥多摩の山々が美しい(写真上)。傍の小さな頂が燧山(234m)とあった。
小ピーク二つ越す また下りとなり小狭間からジグザグの山道となる。富士展望台の分岐があるが山頂へ直進。小さな岩の間を上がると龍崖山(246m)であった。山頂は広く、飯能から川越方面は遠望も利き、スカイツリーの案内もあるが確認出来ない。裏側に見える住宅街は何処かは不明。富士山側は高い樹木が遮っている。誰もいない山頂ベンチで、遅い昼食を取る。
腰を上げ、八耳堂から吾妻峽側へ下山開始。急だが道は良く、ゆっくりと下る。作業中の方がいて挨拶を交わし、ロープのある急坂に入る。難なく下り軍太利神社から八耳堂。聖徳太子を祀ったお堂とある。里に佇む社を見て、一度訪ねたことを思い出した。反対側の多峯%e5%90%be%e5%a6%bb%e5%b3%a1%ef%bc%92主山から名栗川を渡り当地へ寄ったのであった(00.12.17)。
吾妻峽を巡る 山麓の小さな集落の間から名栗川へ。こちらはチラホラと散策者が見え、吾妻峽とし人気の渓谷だろうか。飛び石橋のドレミファ橋を過ぎ、ミニ渓谷の河原を下る。谷川は淀みながらゆっくりと流れている(写真左)。未だ紅葉には早い。赤岩や兎石、汽車淵と名付けられたポイントがあるが、汽車淵のネーミングだけは何故かは不明。男女の高齢者グループに追い付いた地点で、川を出る。大河原から稲荷神社下、そして割岩橋を戻り飯能駅へ。帰途のひばりヶ丘駅で、1時間以上の停車に遭遇。停電事故と説明があった。帰宅すると、新座で大事故があり都内も停電になったと知った。(2016.10.28 K.K. 1063/1100)

○日時 2016/10/12 ○天候 晴 ○交通費 1,190円 ○資料 飯能地区まちづくり推進委員会「名栗川沿い散策路」 ○徒歩距離 14km 19,000歩
「通過時間等」自宅10:15-JR巣鴨駅10:48-西武池袋駅11:00-同飯能駅11:50=割岩橋12:05=三吉稲荷神社12:10=龍崖山公園12:35=燧山13:00=龍崖山(昼食)13:20/13:35=八耳堂13:45=吾妻峽13:55=大河原バス停14:20=割岩橋14:35=西武飯能駅15:05-JR池袋駅17:15-三田線巣鴨駅17:26-自宅18:00