7月も半ばを過ぎ、蓮の花も咲く頃である。埼玉白岡に古代蓮を巡る駅からハイキングパンフを入手しタイミングを計っていたら、ネットでも咲き始めたとある。白岡は、JR宇都宮線沿線だが、大宮の先で、そう遠くはない。同僚には通勤していた方もいた。前回の秘湯の会集合地久喜駅の手前で、私は通ったことはあるが、乗降したことはない。本日曇りだが雨空ではなく、ようやく梅雨明けの兆しだろうか。
白岡地元の社寺へ スタート地は新白岡駅。蓮花情報はないかと改札付近を見回したがない。駅前は、いかにも新興住宅地のような風景で、空き地の中に新しい住宅が建ち、商店街もない。当駅の設置もそう古くはないと思う。線路沿いに蓮池への案内板を見付け確認し、ハイキングコースに従い、反対側の観福寺へ歩き出す。疎らな住宅街を過ぎ農家のある地になり、野牛久伊豆神社があり、その先が観福寺。通りから寺と社を覗き軽く頭を下げ、駅へ戻る。コースは西側を通るが、先程見付けた蓮池への案内に頼ることにした。
蓮の花は咲いてはいるが 宇都宮線と住宅街の間の通りを行き、右手に大きな水槽のような池があり、近付くと目指す蓮池であった。蓮の葉は池を覆っているが花は僅かで、ポツリポツリのよう。正面の見物台から見回すが、ピンクの花は、葉の数にしては少ない。千葉公園でみた大賀蓮(08.7.24)は花の数といい、色付きといい見事であったと思う。しかし、行田の池(10.8.8)では本日と同じでパラパラあった。ここのも大賀蓮とあり、これから咲くのかなとも考えたが不明。それでも、大きく咲いた花を狙いカメラに収め(写真上)、薄ピンクの花に感謝し池を離れた。
再び地元社寺を巡る 次のコースポイントは須賀神社だが、距離がある。集落を抜けて、一面水田や畑の地帯。ひと昔前の農村風景である。そこに切られた舗道の端を次の集落へと歩く。故郷山形の水田地帯は周囲は山だが、当地は関東平野のど真ん中で広く、山は見えない。コース通りに歩いたつもりであったが、神社はなく、水郷の橋を目印に戻ったりして、ようやく須賀神社に辿り着き、参拝。就活中の長孫のことをお願いした。直ぐ先が篠津久伊豆神社と浅間神社。境内で休憩し、水分を補給する。白岡には大きな八幡宮があり知っていたが今回のコースにはなく、案内標識に出会うも遠く、寄るのを諦めた。
腰を上げ、最後のポイント興善寺へ。大通りへ出て、直進し続けると右手に参道があり、山門から奥の本堂前へ進み手を合わせた。境内に大きな石の達磨像があり(写真下)、思わずシャッター切った。バス停があるが駅へのバスの便はなく、歩き続ける。大通りから用水路脇の道へ出て、白岡駅へ向かう。左手に宇都宮線が見え始め、駅前商店街を通って駅であった。駅からハイキングコースは歩き通したが、蓮の花は期待には沿わず、残念である。(2019/08/17 K.K. 1274/1300)
◇日時 2019/7/23 ◇天候 曇り ◇交通費 1,370円 ◇資料 JR東日本駅からハイキング「・・・古代蓮の里白岡を巡る」2006年 ◇歩数等 19,000歩 14km 「通過時間等」自宅12:40-バス停12:58-JR浮間舟渡駅13:16-同大宮駅13:41-同新白岡駅14:10=観福寺14:20=蓮池14:35=須賀神社15:15=篠津久伊豆神社15:25=興善寺15:40=JR白岡駅16:05=同浮間舟渡17:00-自宅17:25 |