千葉柏に“我がまち再発見”コースを歩く

 購読紙のお気に入り“我がまち再発見”は、千葉柏編であった(24.10.24、11.7讀賣夕刊)。柏はJR常磐線で近いが、これまで歩いたことはない。コースポイントの大半は神社だが、これもよい。故郷の羽黒神社を合祀した柏神社もある。我が家からは、巣鴨へ出て日暮里で常磐線乗車であり、調べたら1時間強と分かった。

 香取神社から 常磐線は江戸川を渡って千葉県に入り、松戸を過ぎ柏に降り西口へ出て、驚いた。柏は大都市で、駅を中心に商店街、そしてその周囲に住宅街が密集している。新聞記事の略図片手では、ポイントを探せるか自信を失ってしまつた。それでも予定通り、駅を中心に時計回りに巡ることにし、南西方向にある香取神社を目指した。駅前商店街を抜け、住宅街でさらに奥へ入ると神社があり香取神社であった。迷わず着いて一安心し、参拝して孫たちの健康と入試の合格をお願いした。

 “原っぱの碑” 参道を出た先の大通りは現水戸街道か。地下道で反対側へ渡り、中学校の塀に並んで、八木重吉の“原っぱの碑”があった。1925年から当地で高校教諭しながら詠んだ詩とある。当時は荒地が広がっていたのだろう。水戸街道を渡り駅へ戻って、次の諏訪神社へ歩く。略図で確認すると常磐線鉄橋を渡り、駅の北東側。橋上から左手先に社叢が見えた。

 どんと焼に出合う 少し距離があったが境内に至り、本殿前へ進み手を合わせた。境内の一画で、焚火が行われどんと焼きか。正月飾りを燃しているよう。手をかざしてあたらせて貰い霊気を浴びた。子供の頃、集落内の神社で、“おおさいと”と言って同じような行事があった。当神社の前の大通りが旧水戸街道という。

 柏神社 最後は柏神社だが、市街地の中心を大分歩いて、左手に鎮座していた。これまでの神社と違い、本殿前に列を作り並んでいる。私は、横から手を合わせてUターン。本日は成人の日の祝日で家族連れも多い。羽黒神社を探したが見当たらず、柏神社と一体のよう。門前にたい焼き店があり、十勝あずき使用が目に入って音更の孫達を思い出し一個求めた。駅前東口ダブルデッキ(歩行者回廊)を通り、常磐線上り電車を待った。12時を過ぎ車中食べたたい焼きは美味であった。(2025/2/2 K.K. 1587)

◇日時 2025/1/13 ◇天候 晴 ◇交通費 1230円 ◇資料 “我がまち再発見”(24.10.24、11.7讀賣夕刊) ◇歩行距離等 11000歩 8㎞ 
「通過時間等」 自宅9:00-JR巣鴨駅9:38-同日暮里駅9:57-同柏駅10:30=香取神社10:50=原っぱ詩碑11:00=常磐線鉄橋11:40=諏訪神社11:50=柏神社11:55=JR柏駅12:10-同日暮里駅12:45-三田線巣鴨駅13:06-自宅13:30