亀有に葛西城跡を確かめ、両さん像を巡る

自宅に居て、ふと葛西城跡は石碑を見逃していたことが頭を掠めた。確か年末で、亀有駅前でどら焼きを買ったことや銀行に並んだことも思い出された。当時(02.12.30)の記録ファイルを引っ張り出すと、里帰り中の長女に両さんどら焼きを頼まれたが違う物を土産にしたことや香取神社で井戸跡「玄恵井」も探せなかったことが記録してあった。そう言えば、今年漫画、”こち亀”は終了したが、亀有では両さん像が人気を集めていることを耳にしている。これは再訪しなければならない。

 葛西城跡石碑を確かめる 西日暮里駅で千代田線に乗り換え亀有駅に下車。駅前から亀有銀座商店街を通り環七通りへ出て現水戸街道を越すと右手に、小さな緑地があり御殿山公園。環七を挟んだ向かい側が葛西城址公園。前回は名前から後者園内のみを見回し城跡を示すものは公園名だけと思ったが、後日、隣の公園に石碑があると知った。
小さな園内を見渡すと古い石碑があり、「青砥藤綱城跡」と刻んであり(写真上)、葛西城の別名だろう。後北條時代迄は存在したが、江戸初期廃城にされ、将軍の鷹狩り用屋敷が設けられそれで御殿山公園のようだ。石碑や案内板をカメラに収め、環七を渡り二つに分断された隣の城址公園へ。中川河畔の城跡は流域に埋もれてしまい両公園共に城跡痕跡皆無は承知の上だが残念。直ぐの中川堤へ上がり大橋を渡り日枝神社、西念寺に寄る。天気は良いが川風は冷たく、杭のカモメ達も寒そう。日枝神社は前回も回ったかもしれない。香取神社に着き参拝し、広い境内に玄恵井を探す。現在では井戸跡はなく石碑とネットで知った。見付けられず社務所で尋ねると工事中で移設してあるとのこと、諦め駅前に戻った。
亀有に両さん像を巡る 両さん像は亀有駅を中心に北口側、南口側の双方にあった。駅に、日本語版パンフは切れていたが、中国語版があって像の位置は分かり、北口からカメラに収めながら巡る。北口前の像は花束を持ち正月用か。交番傍は麗子さん像。亀有公園にも二つの像があった。北口商店街の端にも見付かった。
漫画こち亀は、理髪店の待ち時間に眺めた程度だが、両さんやその同僚達のキャラは楽しく面白く、好感を持っていた。南口前には同僚達と三人の像。他の像はメタリックな単色だがこの像はカラーもの。亀有銀座商店街伊勢屋で両さんどら焼きとクッキーをゲット。先程往きに店の位置を確かめておいた。中央商店街へ回り更に2,3の像を眺めて駅へ。10像程巡ったが、気に入ったのは最後の祭り姿像(写真下)。私には、如何にも両さんらしく見えた。
常磐線で新松戸駅へ出て武蔵野線に乗り換え武蔵浦和駅前で、Sさんと年末の会食をした。仕事上のお付き合いだが、記録の読者でもあり毎号コメントをメールしてくれ、感謝である。大学の後輩で、先日箱根駅伝予選落ち残念会をやった。         (2017/01/11 K.K 1079/1100)

○日時 2015/12/30 ○天候 晴 ○交通費 1,050円 ○資料 JR東日本「旧水戸街道・亀有」 ○歩行距離 11km 16,000歩
「通過時間等」自宅13:00-JR巣鴨駅13:30-千代田線西日暮里駅13:39-JR亀有駅13:50=亀有公園13:55=亀有駅南口14:15=御殿山公園14:40=日枝神社15:00=香取神社15:25=伊勢屋15:40=JR亀有駅15:59-同新松戸駅16:22-同武蔵浦和駅(夕食)17:00/18:20-三田線新板橋駅18:46-自宅19:15