相模線、横須賀線を乗り切る

 ハイキングにのめり込んで以来20数年。歩く先の資料類は多い。地図やガイド、各地のパンフの外、JR全路線図も手許にある。古い時刻表から外しファイルしてある。これで、行く先の位置や交通アクセス検討に便利にしている。特に乗り鉄には欠かせない。今回は、その中「拡大図(東京付近)」で(写真上)、相模線から横須賀線を選んだ。

 八王子駅から橋本駅へ 相模線は、茅ヶ崎駅から橋本駅へ走る神奈川県内の路線だが、私は八王子駅から横浜線で橋本駅とした。新宿駅へ出て、中央線に乗り八王子駅で横浜線に乗り換える。乗り鉄には座席確保が先決で、始発駅だと可能性が高い。首尾良く座ることが出来、橋本駅を目指す。私が10年程前通った南大沢キャンパスの南側を走り、少しは記憶にある風景が見える。直ぐ橋本駅に着き、ホームを移動し相模線へ。橋本駅構内も久し振り。やはり南大沢キャンパス時代に数回乗降した。
 相模線乗車 こちらも始発で長椅子に座り茅ヶ崎駅を目指す。相模線は1,2度乗っただけの線で、乗り切ったことはない。左右は田園地帯で、右手に相模川やその河原が見えると思う。知る駅名は原当麻駅や相武台駅だけ。弟と小田急線座間駅から歩いたのは相武台駅先のひまわり畑へだった。その時期だが今年はどうだろうか。海老名駅、厚木駅を通過し、小田急線と接近し乗り換え可能駅で、一度走ったことを思い出したが、どちらの駅であったろうか。相模線も後半になり、寒川駅では寒川神社に詣でたことがあり、大きな由緒ある社であった。茅ヶ崎駅に到着し、相模線は終わり、東海道本線で、横須賀線に乗るべく大船駅へ。

 横須賀線久里浜駅往復 車中スマホで、横須賀線を少し調べてみた。同線は大船駅から久里浜駅までの短い路線と知った。私は、東京駅、久里浜駅間の通勤路線と思っていた。1889年(明治22)年開設され横須賀駅迄で、軍港都市への輸送のためであったという。1944(昭和19)年久里浜駅へ延長された。三浦半島の真ん中を走り、鎌倉駅、逗子駅を通過し、低い山々の間からトンネルが多いが、皆短い。田浦駅は、梅林があり初春に二度ほど来ている。左手が横須賀港で、繋留された大きな数隻の軍艦が見えた(写真)。現在でも変わりはないのだ。横須賀には、祖父方の遠戚の方がおられて、子供の頃夏休みには帰郷し、遊びに寄ってくれることがあった。お互いに消息が途絶えて久しい。そんなことを思い出しながら、久里浜駅に着き駅前へ出た。初めての駅で、駅前は空き地のような風景。先に京浜急行の高架が見え、あちらは三崎口駅往復に良く利用している。駅舎をカメラに収めて、東京行きの横須賀線に乗った。(2019/09/08 K.K. 1280/1300)

◇日時 2019/8/18 ◇天候 晴 ◇交通費 青春18切符7 ◇資料 「JR全路線図・拡大図(東京付近)」 ◇歩数等 8,000歩 6km
「通過時間等」自宅10:00-JR巣鴨駅10:31-同新宿駅10:51-同八王子駅11:50-同橋本駅12:14-同茅ヶ崎駅13:23-同大船駅13:37-同久里浜駅14:20/14:40-三田線巣鴨駅16:40-自宅17:10