弘前から東能代へJR五能線を乗り切る

 2024年10月1日五能線を乗り切った。五能線乗車は三度目だが、今回は弘前、川部そして東能代と上りで、147.2㎞、43駅である。初回は偶々案内され、鯵ヶ沢から東能代であった(87.8.17)。二度目は下りで、途中十二湖に泊り湖沼巡りをした(16.9.34)。今回は、乗り鉄に徹し岩木山や日本海展望を楽しんだ。五能線は旅好きな旧同僚推奨の路線であった。

 津軽富士を展望 朝6時47分弘前発東能代行きに乗車。ほぼ満席状態の中、右の窓側に席を確保し、定刻に発車した。五能線終点川部駅に着いたら、列車は反対方向へ向けスタートし、私の席は左側になってしまった。右側が日本海だ。しかし、リンゴ畑の先に岩木山(1625m)が聳え美しい風景で、津軽富士である。五所川原駅で長く停車。津軽鉄道との接続駅で、高校生達が乗降した。私は、津軽鉄道は未乗車で、一度は乗りたいと思っているが、中々予定が立たない。

 鯵ヶ沢、深浦 列車は快速だが時々下り列車と交換があり、停車時間がまちまちだ。津軽平野を出て、岩木山が遠くなり、右手に海が見え始めた頃、鯵ヶ沢駅であった。8分の停車時間があり、駅前に出てみた。この後リゾートしらかみ号があり、その間にわさお像へと思っていたが指定が満席で、このまま乗車を続ける。有名なブサカワ犬わさおは亡くなり、海の駅に像が建つという。

 窓の外は日本海 海沿いに走り、山間、小トンネル、入江を繰り返し、そして前方に北の大海が広がった。本日は波静かである。ご当地ソング五能線で、水森かおりは“おんなみちのく五能線 窓いっぱいに日本海”と唄う。先ほど席を右側へ移動。千畳敷の風景は見覚えがあり、岩畳や奇岩に向けシャッターを切った。深浦駅に停車。深浦は北前船の寄港地として発展したという。今夏放映六角精児の“呑み鉄本線日本旅五能線編”でもゴールデンタイムとして当地の地酒や海の幸を楽しんだと思う。しかし、私の記憶に反し、普通の小さな港か。前回は鯵ヶ沢から近いと思っていたが大分走っていた。

 そして秋田へ 海岸沿いが続いたが、左手の山が迫り白神山地だろう。十二湖駅や白神岳登山口駅もあった。列車は崖淵を走り、岩舘、あきた白神となり、青森から秋田へ入った。次第に海側から離れ平野部となり、能代駅を通過し東能代駅に着いた。10時40分で約4時間の乗り鉄となった。(2024/10/18 K.K. 1575)

◇日時 2024/10/01 ◇天候 晴 ◇交通費 大人の休日俱楽部パス ◇歩行距離等 7,000歩 5㎞
「通過時間等」 宿泊先6:35-JR弘前駅6:47-同東能代駅10:56-同秋田駅12:13-同上野駅16:10-三田線巣鴨駅16:30-自宅17:00