JR男鹿線・なまはげラインで男鹿半島を往復する

 今回のJR東日本大人の休日俱楽部パスの行く先は決めていた。秋田新幹線で秋田駅へ行き、初日は男鹿線乗車である。なまはげライン男鹿線は初乗車。二日目は秋田駅から新潟行特急に乗り、羽越本線を乗り切りたい。秋田駅前にホテルを予約した。秋田行きは7年振り。

 なまはげラインに乗車 秋田駅で昼食を取り、男鹿線に乗った。3両編成の列車は市内から郊外向け走った。秋田市は駅の西、海側が発展した地方都市らしい。追分駅に着いて思い出した。ここまでは奥羽本線と並行して、五能線乗り鉄の際乗ったことがある(16.09.02)。羽州街道の追分の地点かなとネットで調べたが不明。
 我が男鹿線は男鹿半島へと左手へと走り続けた。海を眺めながらの海岸線の路線と想定していたが、海岸より大分内側でその間には松原や住宅も見える。一定間隔で高い風車が並び発電用で、強い風が吹く証だろう。天王駅付近で鉄橋を渡った時左手先に海が望めた。500m程先だろうか。

 寒風山を遠望 右側の車窓を眺めていたら、小高い山が見え、山頂に建物があり寒風山(355m)だろう(写真上)。
 日本海の展望台がある男鹿半島の名所で、一度訪ねている。盛岡出張の際秋田へ足を延ばし、当地に赴任していた友人夫妻が車で案内してくれた。山頂周辺は樹木がなく芝生の山で、風が強いからと思われる。調べると30年前であった。
 今回も一応寒風山やなまはげ館を調べたがアクセスが悪く、諦めた。車窓から寒風山へ向けシャッターを切ってみた。
 終点男鹿駅に着き(写真中)、折り返し迄約1時間あり、波止場から道の駅を巡った。船川港と言って、寡って貨物鉄道線もあった港と知る。現在の波止場には一隻の船もなかった。今晩ホテルでの晩酌用地酒と僅かな肴を求め、列車に戻った。待合室に飾ってあったなまはげをカメラに収めた(写真下)。17時にはチェックイン出来た

 ホテルで一人晩酌 この度秋田新幹線を利用した。二度目と思う。上野駅から盛岡駅迄は2時間強、処がそこから秋田駅迄約1時間半も要した。在来線利用の新幹線だから已むを得ないだろうが、遅いと感じた。途中の駅では臨時停車し二度も上り列車を待った。単線の故か。
 時々同じ在来線利用の山形新幹線にも乗るがそう遅いと感じたことはない。慣れの差だろうか。そんなことを考えながら、先ほど男鹿の道の駅で求めた地酒と海産物で、一人晩酌をした。(2022/9/24 K.K. 1472/1500)

◇日時 2022/09/11 ◇天候 曇 ◇交通費 JR東日本大人の休日俱楽部パス ◇資料 男鹿市観光課「男鹿半島」 ◇歩行距離等 7,000歩 5㎞ 
「通過時間等」自宅8:00-JR上野駅9:14-同秋田駅13:46-同男鹿駅14:35/15:38-同秋田駅16:40=宿泊先16:50