購読紙都内版で、北区の浮間ケ原桜草圃場に桜草が開花し、一般公開されたと知った。桜草は濃いピンクの花の野草で、好みの花である。しかも、浮間公園の奥で、我が家からバス一本で安近楽の地である。浮間公園は花見の地でもあり、未だ咲き残っているかもしれないと期待した。桜草圃場は初めてではないと記録を捲ったが見当たらない。
桜草を観る 我が家からバス停まで歩き、浮間舟渡駅行きバスに乗車。20分程で着き、浮間公園へ入り、右奥の桜草圃場へ歩く。遅めの桜が残り、八重桜か。緑地帯を斜めに横切って、公園隣にある桜草圃場へ入場。思ったより人出はなく、圃場を見渡すと濃い目のピンクの花が咲いてはいるが、疎らな花壇もあり、これからか。当地は嘗て荒川の河川敷内で、江戸時代から有名な桜草の自生地であったという。それが昭和初期の築堤工事で流れが変わり、昭和30年代に地元民の熱意で、当圃場で栽培し保護したという。カメラに収めながら桜草花壇を巡る。桜より花は大きく色も濃く、私は癒される。大分前だが花友と鑑賞したと思う。一周半程し圃場を出て、隣の浮間氷川神社に立ち寄り参拝。境内に咲くソメイヨシノは散り始め寸前で見頃であった。
三度目の花見 浮間公園に戻り、池端を行く。少なくない釣り人が竿を出している。荒川堤手前で左折して対岸へ歩き、野球場を過ぎると桜並木があり、未だ咲き残っている。花見客と交差し、ソメイヨシノを見上げながら下を歩く。これで今年三度目の花見か。今年は開花宣言後寒さが戻り、雨が降り、長持ちしているのであろう。この地は友人Sさんと夜桜見物し、浮間舟渡駅前で花見酒をしたことを思い出した。10年程前であったろうか。先日彼に話したら覚えていてくれた。Uターンし花の下を戻り、舟渡側へ公園を出た。舟渡地区にも氷川神社があり、一本道を違えたが訪ね当て、十度ノ宮にも手を合わせた。荒川の洪水で、蓮根から十度も流され当地に発見されて祀られたとある。大通りで、舟渡1丁目バス停を探し高島平経由のバスを待った。(2025/4/28 K.K.1599)
◇日時 2025/4/12 ◇天候 晴 ◇資料 東京都北区「浮間ケ原桜草圃場」◇歩行距離等 7000歩 5㎞ 「通過時間等」 自宅9:55-図書館前バス停10:05-浮間公園バス停10:25=浮間ケ原桜草圃場10:30=浮間氷川神社10:40=浮間池端10:50=浮間公園桜並木11:00=舟渡氷川神社11:15=舟渡1丁目バス停11:21-自宅11:50 |