岩峰を眺めながら妙義神社から松井田へ下る

 大人の休日俱楽部パス利用先として、上野駅から新幹線に乗車し高崎駅経由で、信越線横川駅往復を予定した。メインは松井田駅から妙義神社参拝である。関東ふれあいの道群馬県コースが設定されて、2度歩いているが25年も前のこと(96.11.23,98.12.5)で、再訪がチラついていた。そして、横川駅では釜めし弁当である。

 信越線乗車 本日も天気予報通り、二桁の気温で天気も良い。出掛ける前確認した。高崎駅で時間があり、松井田駅にはタクシーはなく呼び出しと教えて貰い、横川行き信越線に乗った。長野新幹線開通以来、信越線は寸断されて、昔の面影は失ってしまった。家内の長野の実家へは信越線で碓氷峠を上下していたが、今、碓氷峠越しはバスとなってしまった。松井田駅に着き、タクシー会社へ電話。無人駅で誰も居ない中タクシーを待つ。快晴無風で復路は歩く予定で、丁度良い。タクシー内で、一本道だと思うがポイントは覚えるようにした。街中から田舎風景を過ぎ山中へ入り、林を抜けると妙義神社参道口であった。早速参道へ入り社へと歩き出すが境内は広く総門までも距離がある。頭上には妙義の白雲山の岩峰が聳える(写真上)。当社は、波己曽大神として537(宣化天皇2)年創建されて、後に妙義神社と改称されたとある。

 妙義神社に参拝? 石段は古く風雪に耐えたような凹凸があり歩き難い上に、手すりもない。急な石段を繰り返し、社殿前へ至り、参拝。いつものようにコロナ退散と家族の健康をお願いした。再訪の筈だが何ら記憶にない神社風景。唯一の思い出は、背後の白雲山岩峰の眺めと途中の大の字岩峰に同行のМさんのリードで鎖を伝い上がった記憶。途中から女坂としたら案内板があり、妙義神社本殿はもっと上の奥とあり、びっくり。現波己曽社と誤認したらしい。今更石段を再度往復する元気はない。そちらへ向け頭を垂れ、参道を下った。

 松井田駅へ 松井田へと舗道下りを開始。土産店やホテル前から林の中の道となり、喫茶店やレストランの看板があるが閉店中のお知らせが見える。里山風景の中を下り、往きに確認した美術館を右に見て、駅へと左折した。振り向くと岩峰の全貌が見え美しい(写真下)。確かめたいが逢う人はなくそのまま下ると碓井川河川敷へ出てしまった。偶々出合った方に確かめると方向が違い、距離もあるという。仕方なく、またタクシーを呼んだ。予定した横川行きの電車には遅れてしまい、高崎行きに乗り、駅構内で遅い昼食を取り草津からの特急で帰京した。妙義神社から松井田駅迄は5㎞程度と思うが、スマホでは10㎞となっていた。(2023/2/13 K.K. 1495/1500)

◇日時 2023/1/20 ◇天候 晴れ ◇交通費 JR東日本大人の休日俱楽部パス、タクシー3500円 ◇資料「JR全路線図関東・甲信越地方」 ◇歩行距離等 15,000歩 11㎞
「通過時間等」自宅8:00-JR上野駅9:10-同高崎駅10:22-同松井田駅11:00=妙義神社11:10/11:30-JR松井田駅13:23-同高崎駅14:05-三田線新板橋駅15:34-自宅16:00